2012年8月14日火曜日

筑波山でヒルクライム

今日、8月13日はつくば市の東横インに居た。つくば市には女房の実家がある。お盆休みを利用して帰省中というわけだ。この日は女房とお義母様は市内の温泉で一日を過ごすということで自由時間をもらった。そこで自転車で筑波山を走ることにした。

つくば市と言えば筑波山、ほかには何も無い。出発点のつくば研究学園都市は洗練された街のように見えるが、その周囲はずぅっっっと芝生畑と水田が広がっている。見渡す限り畑と田んぼ、つまり「田舎」なのである。あ、悪い意味ではない、自分は都会より田舎が好きだ。

つくば研究学園都市の廻りは遠くまで平地が続く。遠くでその平地にいきなり山が立ち上がっていて、それが筑波山だ。つくば市街から見る筑波山はまるで独立峰のように見えるのだ。

という訳で、つくば市の自転車乗りが坂を探せばこの筑波山となるのは当然の帰結なのである。

調べてみたところ、筑波山に登るにはいくつかのルートがあった。
その中でも不動峠のヒルクライムが一番有名なようだ。
他には不動峠を登ってそのままつくばスカイラインを通って筑波山ロープウェイのつつじヶ丘駅まで登るツール・ド・つくばのコースがあった。
そこで不動峠とツール・ド・つくばのコースを含む100キロ強のルートを走ることにした。

今年のお盆は良い天気に恵まれない。今朝も曇り空で始まった。幸いなことに、時間が経つにしたがい青空も見え始めた。
今朝写した写真の正面に筑波山が写っているが頂上付近は雲に隠れている。


筑波山を不動峠に向けて登り始める。すぐ前を2人のローディが登っている。地元の大学生か?おしゃべりしながら登っていた。自分はと言えば彼らの後に付いていくのがやっとである。
不動峠への道は、全体がほぼ木陰で涼しく走れた。道幅が狭めでそのためクルマはほとんど通らない。斜度はほぼ一定で同じペースで登れる。加えて比較的短めの距離、というヒルクライムルートだった。


不動峠に到着、タイムは19分50秒だった。峠で先の2人のローディに写真を撮ってもらった。涼しい顔をしている彼らに対して、すでに汗だくの自分であった。

不動峠から風返し峠とつくばスカイラインを通って筑波山ロープウェイのつつじヶ丘駅に向かう。この道は広めで綺麗な舗装の道だ。前に自転車乗りが見える。筑波山では多くの自転車乗りを見かけた。
ところで路面に二輪車通行禁止を書かれているが、自転車も含むのだろうか?自動2輪のことだろうか? とはいえ自転車もオートバイもいっぱい見かけたのだが法律違反していないだろうか?ちょっと心配になった。

不動峠から風返し峠までは比較的緩やかな坂だった。対して、風返し峠からつつじヶ丘駅まではちょっとキツめの登り坂だった。

9時半にはつつじヶ丘駅に着いてしまった。朝早いためか、観光客は少なめだったが、自転車乗りはそこらかしこに居た。自転車乗りは早起きだ。
つつじヶ丘駅でアイスクリーム休憩をして出発。


つつじヶ丘駅からの下りではつくばの平野が遠くまで見渡せた。天候が良ければもっと絶景だったことだろう。

その後はつくば市と反対側へ下った。筑波山の北側の笠間市、桜川市を廻って筑波山の西側に出た。方向を南側に変えるに従い、追い風から向かい風に変わっていった。強い風だった。この向かい風で結構な消耗をすることになった。このあたりは竜巻被害があったところである。写真右側遠くに霞んで見える山が筑波山である。

もう一度、筑波山に登ることにした。選んだ道は筑波山の一番ポピュラーなルート、筑波山神社の前を通って風返し峠へ至る道だ。不動峠ルートより道幅は広いが、お盆だからか交通量が半端なく多い。写真の通り、クルマが列を成して走る。時折、バスも追い越していく。
この頃はすでに80キロ超を走っているためか力が出ない。ペダルを踏む力が出ないのだ。筑波山神社の鳥居前まではなんとか登ったが、その後、風返し峠までの残り2キロほどの坂ではどうにもペダルが踏めくなった。仕方なく自転車を引いて歩いた、貧脚なのは仕方が無い。


風返し峠からは不動峠を通り、朝走った道を辿って研究学園駅に戻った。時間は午後3時半、この頃には綺麗な青空になっていた。
今日は全部で113kmのサイクリング。一日遊ばせてくれた女房に感謝であった。





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