2013年7月22日月曜日

阿木川湖「キュルティヴァトゥール」へ行ってきた【坂を避けながら】


妻は先週、お友達と旅行へ行ってきた。
歳を言うと叱られるので言わないが、結構な年齢の女性グループ旅行である。
そして途中で金比羅様へ行ったそうな

金比羅様と言えば参道の石段登りが有名で参拝するのも大変だと聞いている。
妻のお友達はお疲れだったそうだが、妻は全然平気だったとのこと。
今も隣で「自転車に比べればなんともない!」と自慢してる(笑)
無邪気な妻である。
毎週、自転車で遊びに出かけて丈夫になったか?

そんな妻の趣味がパン
それも作るんじゃなくて、食べる側である。
昔は食い気、趣味が高じてパン教室を開いていたほどパンが好き
あ、教える方じゃないですよ。彼女は生徒として食べる方に専念してました。

そんな妻は、以前あきこさんにコメントで教えてもらった阿木川湖のパン工房、キュルティヴァトゥールに是非行ってみたいとのこと。
そこで自転車で行く計画を立てることになった。
ただし、坂はダメとの強いお達しも同時にいただいた。

このあたりは山の中だから坂を走らずに行くことはできない。
坂はダメだけど、山のパン工房には行きたい・・・・難題である。
なるべく坂を登らないようなルートを考えてみたら下のようなルートが出来上がった。


(画像をリンクするとルートラボに飛ぶ)


実際にルートラボでルートの標高グラフを見てみるとほぼ平坦のように見える。
それでも獲得標高は500メートル程になった。
そこで勝手に公式を考えてみた。
距離+獲得標高/10<110以下ならたぶん大丈夫、110以上だとお小言をもらう(笑)

 朝、9時に自宅を出発。中央高速、瑞浪ICを下りて道の駅「山岡のおばあちゃん市」までクルマを走らせた。
ここを出発地点に選んだのだが、来てみたらずいぶん山の中だった。
廻りは山と谷、恐ろしく高いところに掛けられた橋を渡ったところにこの道の駅はあった。
なんだか嫌な予感がした(笑)
 出発してしばらくは山間の綺麗な舗装路を走った。
キツい坂は無いがアップダウンが続く。
妻は出発したばかりだから元気、登り坂に文句を言いながら走っていた。
 すぐに山間の平地を走ることになった。
今度は、坂は無いが日影も無い。
容赦なく太陽に焼かれる。
ゆっくり走っても暑さで消耗していく。

ただし、今回は距離が短め、
美味しいパンを食べるために頑張ってちょ>奥様
と願いながら走った。
 今回は珍しくパンクがあった。
阿木川湖へ登る坂道で、妻が一回登る間に2回、3回と坂を行ったり来たりしていた。
Uターンする時になんだか後輪がフニャとした感覚があった。
下りて良く見てみると空気圧が下がっている。

パンクかどうか良くわからなかった。
CO2ボンベで空気を継ぎ足そうかと思ったが、念のためにチューブを交換することにした。
帰ってから水に浸けて調べてみたらホントに小さな穴が空いていた。
チューブ交換して良かった、なぜなら予備ボンベは持ってなかったから(汗
これがスローパンクか?
 阿木川湖畔は結構な坂があった。
途中で妻を待ち構えて写真を撮った。
珍しい妻のダンシングである・・・・ほんの瞬間芸だった(笑)
 そのまま調子に乗って行ってしまった。
ここから先は下り坂だったのだ。
 しばらくして自分も追いかけ、追いついたところで
キュルティヴァトゥールを探すため止まってもらった。
iphoneで探したら、なんと通り過ぎていた。

私「見過ごして通り過ぎてしまったかも知れない」
妻「あなた、戻って探してきて」
と言うことでひとり来た道を戻った

建物は見つからなかったが、看板を見つけた。
なんと、先の写真を撮ってた場所だった。
看板を背にして写真を撮ったのである(涙)
 看板脇に小径があり、そこを登って行くと目指す「キュルティヴァトゥール」」があった。
森の中にあるパン工房、雰囲気がいいね!
2人でランチとパンをいただいた。
 妻は特製夏のハンバーガー!
ボリュームがあるね(^^:
 自分はトマトと豚肉の長〜いサンドイッチ
それぞれスープと飲み物(選んだのは穀物コーヒー)がついて1050円
さらにデニッシュ系のパンを一個いただきました。
お店に並んでいるパンはどれも美味しそうで自転車じゃなければ持ち帰りたかった。
 帰りはちょっと寄り道をして、岩村の古い街並みを走ってみた。
ここの古い街並は規模が大きいね。そしてずっと登り坂。
正面の山の上に岩村城が見えた。
 古い街並にあった茶店でちょっと休憩
 妻はフルーツ牛乳、自分は先週に続いてかき氷をいただいた。
 食べ終わって走ろうとしたらいきなり激しい雨!
夏の山はこれがあるね、しかしタイミングで良かった。
10分ほどお店の前で雨宿りをした


午後4時半頃、出発地点に到着
今日の収穫、
妻は500mぐらいの獲得標高なら距離を短くすれば走ってくれるのが判った。
これで東濃の山にも行けるかも(笑)

来週はヒルクライムかも?

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2013年7月16日火曜日

池田山まで行ってきた【クマが恐い】


昨日は海の日、妻はお友達と道後温泉へ行くことになっていた。
自分はぼっちになるので、誰か自転車遊びにつき合ってくれないかなと思ったらNさんの顔が浮かんだ・・・、
2週続けてNさん? ご家族や奥様と一緒に居なくても良いのか?
メールで「乗鞍行きます?」と聞いたらやっぱり行くそうだ(笑)
Nさんは乗鞍スカイラインを諦めてなかった
この人は山が好きだねぇ

ところが海の日が近づくにつれて山の天気予報が怪しくなっていく
前日に乗鞍が駄目な時の代替コースとして、知多イチ、二之瀬、池田山、郡上・荘川周回、といくつかの案を提案した。
できれば池田山と郡上・荘川は敬遠したかった、だって獲得標高が凄いんだもの。
Nさんからの返答は、
池田山か郡上・荘川のどちらか・・・当日の死亡が決定した(笑)

当日、起床して真っ先に乗鞍ライブカメラを見る。
無情にも雨と霧だった。
乗鞍に嫌われているのかねぇ>Nさん(笑)
一宮・岐阜市あたりは晴れor曇りなので代替コースの池田山に決定になった。

 8時半頃にNさんち目指して出発した。
前日にスプロケットを30Tに交換したがどうもディレイラーの調子が悪い、Nさんちでスタンドを借りて調整し直す。
そして2人で池田温泉目指して走り始める。
 2人で走ると巡航速度が上がるのかな?
結構、いいペースで走れてあっと言う間に池団温泉の道の駅に到着
 豆乳ソフトでちょっと休憩ww
 さっそく登り始めると、いきなり激坂が始まった。
看板には「池田山山頂入口」とある。
この時はすでに息が上がってたので写真はピンぼけになった(笑)
そしてこの先、山頂までは余裕が無くてほとんど写真が無い(爆)
 この写真はNさん撮影のもの、自分の表情はキツそうだね。
登り始めたばかりであるが、すでに両足ともピクピクしてた。
先が思いやられる。
それにしても舗装状態が酷いね。
 もう半分近くは来ただろう、と思ったら案内の石があって
「池田の森まで5.5キロ」と書かれている。
まだまだ先は遠いじゃない?

ところが追い打ちを掛けるように先にも看板があった
「池田山山頂まで6.5キロ」
一キロ増えた!

ここから路面が綺麗になった、が、坂がキツいのは変らなかった(汗)
 坂を登るNさん、
この人、嬉しそうに登るんだよねぇ
自分が遅いから千切れるのだが、先で脇の草原でぐるぐる回って待っててくれる。
マウンテンバイクだからね、水を得たさかなというか、悪路を得たNさんというか、
その楽しそうなこと、変な人(笑)
 まずはハングライダー離陸場に到着!
ハングライダーがいっぱい、それぞれ風を見て斜面を駆け下りていく、
あっと言う間に空に浮かび、そのまま遠くへ飛んでいく。
いいなあ、自分も飛んでみたいww
 発射台?で仁王立ちになるNさん、
何を考えている? 何も考えてなさそう(笑)
発射台からは絶景が広がっていた。
 自分はヘロヘロだった(笑)
両足とも攣って、しばらく道路で大の字に横たわってた。
 その後、もう少し走って山頂へ
時間が掛かったため、お昼はとっくに過ぎていた。
Nさんに補給食をいただいた
ん? Power Bar、初めて見るタベモノ、
貰って言うのはなんだけど、微妙な味だった(爆)
 池田山山頂から先に進んだ
しばらくは豪快な下り坂
目の前を鹿が横切る
しばらく走ると今度は鹿の親子が道路を横切る
野生の鹿? 
下っている時は感じなかったが、登り坂に差し掛かりスピードがのろくなると、動物の気配を感じる。
姿は見えないが上のほうでガサガサと何かが動く音がする。
 そう言えば、山頂手前に
「最近、熊の目撃例があったため入山を禁止します」
という立看板があった。
クマ出没注意の看板はそこらかしこにある。
ガサガサ音の主は熊?
とたんに恐くなって、そうだ、音をだそう!とNさんに提案
スマホで音楽を最大ボリュームで鳴らした
鹿は良いけど、熊と対面するのはゴメンである。
コワガリの自分であった(笑)
 途中、予定の道路が全面通行止めとのことで、行き先を関ヶ原方面へ変更する。
関ヶ原バイパス沿いの台湾料理の店で昼食
台湾ラーメンと台湾炒飯のランチセットをがっつりいただく
 その後は岐阜市内に入り、Nさんの提案で金華山麓の「松乃屋」で休憩することになった
店内に入ってびっくり、Nさんのご家族が居た、ここに入り浸ってるのか(笑)
ここの自家製アイスクリーム「ばくだん」は有名らしい、

「ばくだんアイス」は前回に食べたので今回はかき氷をいただいた、
いや、Nさんの奥様に奢っていただいた、ありがとうございました!

岐阜市から自宅までは20キロ程度、既に脚を使い果たしていたのでのんびりゆっくりポタリングスピードが帰った。
今日は全部で120キロの自転車遊び、手強し池田山ヒルクライムだった。
池田山はもう一度リベンジしてこよう、そう思う自分も変だろうか(笑)


来週は夫婦ポタになるのかな?
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2013年7月9日火曜日

Nさんと安房峠を登ってきた


「乗鞍へ行きませんか?」とNさんからお誘いのメールが届いたのが先週木曜日、
もちろん乗鞍スカイラインを自転車で登りたいという意味である。
Nさんとは去年のちょうど同じ時期に乗鞍へ行き、その時は強風のため自転車通行禁止で諦めた過去がある。
今回はそのリベンジをしたいということ、去年は悔しかったもんねw
もちろんすぐに「行きます!」と返事をした。

そして昨日の月曜日、朝6時に自走でNさんちに到着、そこから先の移動はNさんにお世話になりっ放しになってしまった。
有給をとって私に合わせてくれて、そのうえクルマを出して、おまけに運転をずっとしてくれてどうもすみません、もうNさんには足を向けて寝られません(笑)。


Nさんのクルマはハイエース、自転車を前後輪外さずそのまま積める。
おまけに荷室の左右天井にはゴムロープが下がっていて自転車を固定するように出来ている。
Nさん・・・・、マウンテンバイクの趣味が高じて自転車専用運搬車を作ってしまったのかも(笑)。
で、写真はクルマを止めたのは乗鞍スカイライン入口のちょっと下にある五色が原の駐車場、ここが今回のスタート地点である。


国道158号線から乗鞍スカイラインに入る直前の掲示板
やった!通行止めとは表示されてない、とこの時は喜んだ。

その後、平湯側からの道との合流点=スカイライン入口のゲートまでは行けた。
ゲートに近づくとスピーカーで「今日は自転車は濃霧のため通行止めです」
と声を掛けられた。

確かに乗鞍山頂方面は雲に隠れて見えない、山頂以外はずっと青空が広がっているのに。
う〜ん、またしても登れないか!残念!


気を取り直して、安房峠に登ることにした。
安房峠は何度かクルマで越えているが、自転車は初めて。
すっごい難所だと思っていたが、帰ってから距離と標高差を調べてみたら、それぞれ7.5キロ、536メートルだった。
たいしたこと無い?
いや、かなりキツかったのは間違いない。
でも無理じゃないと思える自分は変かも(笑)

そうそう、変と言えばNさんはクルマの中で
「乗鞍スカイラインで登って反対側に下りて、ぐるっと回って戻ってくるコースがある」とか、この人も相当変かも(笑)

Nさんは軽やかにダンシングを混ぜて登っていく、前日に観たツールドフランスを思い起こしながら、Nさんの後ろ姿を見ていた・・・、
見えていた・・・・、
・・・だんだん遠ざかって見えなくなった(笑)

自分はマイペースで登っていくが、ペダルを廻して登るにはスプロケの刃数が足りない。ひと漕ぎごとに押し込むように踏み込んでいく。
トルクを掛けるとフレームの2,3カ所でミシミシと音がする、なんとなく不安、
カーボンバイクってそんなもの?

以前、飛行機を作っている会社にお勤めのお客様(どこの会社か判っちゃうね)が、
「風洞実験をしているとカーボン機体はバキバキと賑やかだ、無音になるとそろそろ限界」と言っていたのを思い出す。
それなら良いんだけどねww

その後、後輪のチェーン落ちが発生し、さらに悪いことにスプロケとスポークの間にチェーンが噛んでしまって外れない。
Nさんが戻ってきてくれて2人でアレコレしてたらなんとか外れてくれた。


安房峠に到着!
写真には余裕ありそうな表情で写っているが、相当バテていたw

安房峠で休んでいたら上高地側から2人連れの自転車乗りが登ってきた。
しばし談笑。
高山から来ている人でこの写真を撮ってもらった>ありがとうございました!


そこから先は来た道を戻った。
いや、先に行ってもいいんだけどもう一度、反対側から安房峠を登るほど坂が好きな訳じゃない。

平湯に戻る途中、リヤカー?自転車用のトレーラー?を付けた自転車2人組が登っていた>いいね!

平湯からもう一度、乗鞍スカイラインのゲートまで行く。
ひょっとして自転車通行禁止が解除されてないか淡い期待を持ってたが駄目だった(悲)

そうそう、平湯側から高山側への合流地点のちょっと手前の坂はキツいね。
思わず足をついたら再び乗ることができず、押し歩きしてしまった。

その後は五色が原まで戻って、今日の自転車遊びはおしまい。
距離は35キロ程だったが坂は充分堪能しました。

ここから先はおまけ

自転車遊びの後は神の湯で汗を流した
神の湯は森の中の露天風呂、脱衣小屋はあるけどシャワーなど水道設備らしいものは無い。
ひなびた感じが自分好みだ。

男湯を盗撮するNさん(笑)
神の湯を気に入ってくれたみたいで嬉しい


その後は高山で蕎麦を食べて、
それぞれの奥様のためにトランブルーのパンを買って・・・、
あ、ちなみにNさんの奥様はパンづくりの達人、
うちの妻は美味しいパンを買ってくる達人(笑)

Nさんには自分を自宅まで送らせてしまった<ありがとうございました!
乗鞍には登れなかったけど、今日は楽しかった(笑)
こんどこそ、乗鞍へ登りましょう>Nさん!


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2013年7月2日火曜日

各務原市「ナチュラルブロード」と岐阜市「福福」


家族の用事を済ませていたら午前11時になってしまった。
自転車に乗り始めるにはちょっと遅いが、軽くランチでも食べに行くかと自転車で各務原市に向かった。
今日は妻・・・、うわっ!この言葉慣れない(爆)
女房じゃ駄目なんでしょうかねぇ。
もとい!
妻の探してきたイタリアンレストランの各務原市の「ナチュラルブロード」へ行くことにした。
 一宮市の自宅から江南市、扶桑町を通って各務原市へ向かう、
愛岐大橋を渡って各務原市に入り、道が小高くなったなと思ったら
いきなり轟音がして頭の上を飛行機が通り過ぎた。
「ねっ!今の見た?戦闘機のお腹が見えた!」
びっくりしながらはしゃぐ妻、走ってた道は自衛隊の滑走路の端っこだったのだ。
で、見えた飛行費は着陸するところだった。
しばらくは自転車を止めて上を見ながら飛行機が通り過ぎるのを眺めていた。
いきなり凄い音とともに自衛隊機が現れる。
 ナチュラルブロードに着いたのは1時ちょっと過ぎだった。
お店に入ったら今日のランチ営業は都合により午後2時までとのこと。
なんでも2時から講習会があるそうな、
急いでパスタランチを食べた。
 このお店は朝のモーニング(喫茶店?)からディナーまでやっている。
パスタランチはパスタの他、ドリンクとサラダが付いてジャスト1000円
結構、リーズナブル(^^)
 頼んだのはオイルベースのパスタ「地鶏ときのこのスパゲティ」
濃いめの味付けをするお店が多い中、ここは塩分控えめの優しい味がするパスタだった。ここの味付けなら毎日でも食べられる(^^)
 食後は長良川へ出て川沿いに下って岐阜市街へ入った。
写真は金華山の麓、長良橋のちょっと上流あたりである。
このまま下ると鵜飼船の乗り場とちょっと古い街並みに入ることになる。
 今日はこの辺りのお店をスルーして、忠節橋通りの五平餅屋さん「福福」(ぷくぷく)に向かった。
美味しい団子が食べたかったという訳である。
(自分じゃないですよ)
 ここの五平餅の特色は付けてあるタレへのこだわりである。
写真はエゴマを塗って焼いた五平餅
国産のエゴマを使って焼いた五平餅は濃厚な味がする。
甘い味噌味を想像するといい意味で期待を裏切られると思う。
せせらぎ街道にある「助さ」の五平餅に似ている味で好きだ(笑)

帰りはJR本線、名鉄本線の線路脇道路を走って一宮市の自宅へ戻った。
遅めの出発の割には60キロのサイクリングになった。
一日中曇り空で日焼けの心配が少なく、比較的低めの気温だったのも良かった。

来週はどこに行こうか?
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各務原市「ナチュラルブロード」
http://www.naturale-brodo.com


岐阜市「福福」
http://aun-web.com/storekeeper/3732.html