グーグルマップで知多半島を見ていたら「味覚の道」と名前が付けられた道を見つけた。美味しそうな道ではありませんか?知多半島と言えば、みかんを始めイチゴや葡萄などが栽培されていたはず。この時期はイチゴ狩りもあったと思い出した。きっと果樹園の中を走る気持ちの良い道なんだろう。と思いこの道を走る計画をした。
ルートマップでルートを作ったら結構アップダウンがある。なんだか標高グラフが櫛のようにギザギザとなった。でも、ま、標高は最大でも80メートルぐらいとたいしたことはないだろう、と判断して走ることにした。
相方はというと、今日は友達とランチとかで行かないそうだ。イチゴ狩りとかみかん狩りという取り放題には目がない彼女なので「イチゴ狩りの偵察に行ってきてね〜」と任務を仰せつかってひとり家から送り出された。
今回の出発点は大府の「あいち健康の森」。ここは朝早くから駐車場が空いているので便利なのだ。朝、7時15分頃に「あいち健康の森」を出発して、半時計回りに海岸線を走る。10時に師崎港到着、特に用は無いのでそのまま素通りする。
半島の先端を回って三河湾側に出ると急にキツい向かい風に遭遇する。実は急に向かい風が出てきたというのは全くの間違いで、師崎港までは追い風を受けて走っていたのだ。追い風だと気にならなず、向かい風になって始めて風が吹いているのに気づいたわけ。で、ちょっとスピードが遅くなって10時半頃に豊丘の魚太郎に到着。ここまで平均スピードは25キロぐらいだった。
魚太郎の次の信号から進路を内陸にシフトした。知多半島道路をくぐると右へ右折する道が現れた。この道は「味覚の道」じゃなくて「すいせんロード」というそうだ(と標識がでていた)。名前は綺麗だけどいきなり登り坂である。
で登ったと思ったら下りになり、その先にまた登り坂が見える。「あはは、冗談だろ」と独り言。
途中、ちょっと道に迷ってもう一度内陸に向かって「味覚の道」に入る。坂については「味覚の道」も「すいせんロード」と同じだ。もっと登り坂が長く続くようになってきた。加えて、この頃から風が一段と強くなってきた。楽なはずの下りだけど、強烈な向かい風で思うようにスピードがでない。
自分はというと80キロぐらいからへばってきて、呼吸は苦しくないのだけど脚は乳酸溜まりまくりで上手く力が入らない。結果、登り坂ではインナーロー、下り坂ではアウターロー、の2つのギアの組み合わせしか使わなかったりする。
知多半島はキツネがいるんだ。ゴンギツネのふる里だから昔からいるんだろう。
それにしても果樹園なんて無い、イチゴ狩りもみかん狩りも無い。ひたすら登り坂か下り坂のどちらかが続く道だ。
最後のほうは坂が嫌いになってきたのだけど、迂回するのは負けたようで気分が良くない。自転車のうえで文句を言いながら走っていると今度はキツいのが快感になってきた。ひとつ坂を越えるたびに「やったぜ」と言う具合だ。
なんとか1時45分頃に「あいち健康の森」に到着。今日はこれでおしまい。全部で111キロのサイクリングであった。ちなみ魚太郎からここまでの平均スピードは16キロ、これが自分の脚力、仕方がないか(笑)。
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