2013年3月25日月曜日

木曽三川背割堤と養老サイクルトレイン

サイクルトレインでは自転車を車内に
そのまま持ち込める
そろそろ春?ちょっと暖かくなってきた?と思ったら今日は風が強かった。
おまけに前半は太陽が顔を出さないため肌寒く感じる一日だった。

で、自分は考えた。
養老鉄道のサイクルトレインを利用して向かい風部分をショートカットしようw

今日の目的地は多度。
一宮から多度へはどちかと言えば南下する、行きは追い風である。
そして多度から一宮へ戻る時は向かい風になる。

そこで養老鉄道サイクルトレインを使う
多度駅から養老駅か大垣駅まで電車に乗ればそこから一宮へは東向きに走ることになる。このあたりは関ヶ原を越える強い西風が吹く。つまり追い風に乗って帰って来れる訳だ。
今日も大きなマスクで顔を隠す女房
朝9時半頃に一宮市の自宅を出発、稲沢〜祖父江町を通って馬飼大橋を渡る。
今朝はどんよりした曇り空、
3月下旬とはいえ春はどこへ行ったか?と思うほど寒く感じた。

馬飼大橋で木曽川を渡ったら対岸の堤防道路を南へ、川下に向かって走る。
クルマがほとんど走らない走りやすい道だった。

それもそのはず、しばらく走るとご覧のようなゲートで通行止めになっていたのだ。
でも、その先も道がずっと続いている・・・・
行ってみたい・・・・
しばし考えた結果、ゲート脇をすり抜けて先に行くことにした。
ゲートから先はクルマは来ない。舗装状態はとても良い。
クルマが走らないからかとても綺麗な路面だった。
脇にはつぼみを付けた桜並木が続いている。
あと1週間もすれば見頃になるに違いない。
と思いながら走っていたら、前方から飛行機が離陸して来た!
飛行機と思ったのはグライダーだった。
しばらく走ると道路脇に草の飛行場が見えて来た。そこに先ほど離陸したグライダーが下りて来た。
写真の左が木曽川で右が長良川、この道は2つの川の堤防である。
私と女房は背割堤と呼ばれている場所を走っていたのだ。
まったくクルマが走らないこの道はどこに続くか心配になって来た頃に木曽三川公園のタワーが見えて来た。
木曽三川公園で長良川と揖斐川を渡って多度大社へ進んだ。
で、多度大社の近くのお店、「だるまうなぎ多度本店」でランチ。
食べたのはうなぎではなく、三川三味膳。
煮物と刺身、天ぷらのメイン3品のほか、茶碗蒸しと赤出し、デザートのぜんざいがついて1280円。結構なコストパフォーマンスだと思う。
もちろん完食と言いたいところだけど、赤出しが濃くて、美味しいのだけど・・・・、塩分を控えている自分はぐっと我慢して残すことにした。
食事のあとは多度大社を通って多度駅へ
多度駅のホームで、女房は何をやっているんだろうねw
電車の中で写真を一枚。
というか、女房から写真の写りが悪いとクレームが付いて何枚も撮ることになった。
そのうち一番マシなのがこの写真
美濃高田駅で下車、ミニストップでコーヒー休憩してから東へ向かって帰る。
強い風が吹いていた。
電線や道路フェンスや木々が風に鳴いている。
風に乗ったポリ袋が私たちを追い越して行く。
私と女房も風の押されて時速18キロ(いつもより3キロ早い!)で走った。

午後5時に自宅に到着、この頃は陽が長くなったね。
今日は70キロ程度のランチポタリングでした。



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2013年3月11日月曜日

岐阜梅林公園へ行ってきた、その後はランチで放浪


今日は朝9時から午後4時までが夫婦の遊びの時間
季節はちょうど梅の開花時期なので、前から女房が行きたがっていた岐阜の梅林公園へ行くことにした。
梅林公園は金華山の南に位置し、自宅から片道20キロぐらい。花を見て昼食と採って帰ればちょうど良い距離
女房は一週間前から鼻がぐずぐず、花粉症の季節が到来したことを教えてくれた。
よって、透明のアイウェアにマスクの変った格好になっている。
後ろに見えるのは138タワー、先週はここがブルベの出発点だった。
梅林公園に到着
梅の花が綺麗だね、写真をチャッ、チャッっと撮っておしまい。
自分は梅の花に興味は無い(笑)
撮った花の写真
公園は年配者でいっぱいでした(含む自分たち)。
その後は岐阜河原町へ向かった
写真は河原町の古い街並み。両側の建物は普通の民家が多い。この道の先が鵜飼船の乗り場になる。
この街並みに今日の昼食場所「河原町屋」がある・・・筈だった。
がランチの予定数量が終わってしまった、とのことでここでの昼食を諦める。
まだ、12時10分なのに人気があるのかな?
中の雰囲気は良かったので改めてリベンジすることにしよう。
梅林公園方面に戻って、公園近くの卯の里へ、菜飯と田楽に変更。
しかし今日は予約のみだそうで、う〜ん、残念!
その後は食事場所を求めて漂流した。
結局、名鉄岐阜駅近くのロードサイド喫茶店「さかい珈琲」に入ることにした。
ホットドッグと珈琲が昼食になった。ホットドッグは誠に残念な味であった。

今日は岐阜梅林公園まで往復48キロのポタリングでした
岐阜梅林公園HP
http://www.city.gifu.lg.jp/13760.htm

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2013年3月5日火曜日

京都ポタで回復走・銀閣寺へ行ってきた


今日(月曜日)は久しぶりに夫婦でポタリングをすることになった。
土曜日のブルベ・岩村200の疲れが残っていたので軽く走りたかった。そこで、自転車で京都を散策することにした。

クルマに自転車2台を積んで京都に到着したのは午前10時頃、祇園四条交差点近くのコインパーキングに駐車して自転車を組み立てた。
最初は八坂神社の脇の道を登って円山公園へ向かう。天気は快晴、気温は3度程度で空気は冷たいが、風が無いのが嬉しい。
円山公園の真ん中の道を北に折れて、知恩院前を通る。知恩院の門は何度見ても存在感があるね
一度、一般道へ出て蹴上交差点を北に折れ、南禅寺前交差点を東に向かって南禅寺に到着。

その後は永観堂前を過ぎて若王寺町から哲学の道を走る。
季節の良い時期の休日だと混み合うこの道も冬の平日だとほとんど人が居ない。
途中、猫と遊んだりしながらゆっくり走る。

哲学の道の途中からクルマが入れない狭い路地を通って銀閣寺入口のすぐ脇にでる。で、今日の目的地の銀閣寺に到着。
自分が見たかったのは銀閣寺そのものでなく、庭にある円錐形の砂盛。
砂盛の名前は向月台というそうな。
私たちの後ろで10代後半らしき女性が向月台を指して「プリン」と呼んでいたがこちらのほうがイメージし易いかも(笑)
ため息が出るほど綺麗な円錐形だ
銀閣寺への参道を自転車で下る。平日のポタリングの良いところは観光地が混まないこと、悪いことはお店や施設が休業していることが多いことかな。
銀閣を出た後は、白川通りを北に向かい、北山通りに入ったところでFoodelicaというカフェ?イタ飯屋?を見つけて昼食となった。

食べたのはプレートランチセット1050円、写真のプレートにコーヒーが付く。
美味しいんだけど量がちょっと足りない・・・。
食事の後は三条あたりまで鴨川河畔を走る。ここも哲学の道同様土の道だ。
三条で一般道へ戻り自転車を駐輪場に止める。
その後は木屋町、河原町を歩いて「梅園」という甘味処で休憩する。食べたのはぜんざい、みつ豆、みたらし、いそべ焼・・・、ふたりでどんだけ食べるねん(笑)

お腹も満足したところで祇園のお茶屋さんが並ぶ道を走る。自分がこれらのお茶屋さんの客になることは、おそらく無いかな。
出発点のコインパーキングはすぐそこだった。
今日は19キロ程度の軽〜いポタリングでした。おしまい
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2013年3月3日日曜日

初ブルベ・中部BRM302 岩村200を走ってきた


女房は冬の間は走らないようだ。暖かくなるまでは単独走になる。
今回のブルベも快く行かせてくれた。おまけにもし途中でDNFとなっても骨を拾い(回収の意)に来てくれるそうだ。ありがたい(笑)。

実は火曜日にブルベコースを小原村まで走ってみた。ホントは岩村近くまで行くつもりだったが、小原村あたりで心折れ引き返してしまった。坂がキツいのだ。
定光寺の坂から始まり、雨沢峠を過ぎ、その後も名を知らぬ峠がいくつも続く。

坂が始まりやっとのことで峠を越え、せっかく登った坂なので下りたくないのだが、長〜く続く下り坂を走ることになる。下り切ったら休む暇無くまた登り坂が始まる・・・・。

結局、火曜日は小原村あたりで心折れ、引き返したのであった。
200キロを走るのは自信が合った。でも200キロ+3000メートルの登り坂は未知の世界だ。

火曜日の試走の獲得標高は1700m、当日は3000m。
既に参加費は払ってある。このままDNSするのはもったいない。

そこで考えた。完走できるよう準備しよう!
まず、途中でエネルギー切れにならないようにすることを考えた。ネットで調べたらカーボローディングなるものがあった。レース三日前から炭水化物を多くとってグリコーゲン(何それ?)を筋肉に蓄えるそうだ。
理屈は良くわからないが、水曜日から金曜までの三日間、ご飯の量を2倍に増やし、加えてお餅も食べた。
結果、体重が1キロちょっと増えた(笑)

もうひとつの準備はスプロケットを貧脚仕様にすること。試走したその日にじてんしゃひろば遊に電話をして11-30Tスプロケの在庫を確認、取り置いてもらった。
自分の自転車にはコンパクトクランク(50-34T)なのでインナーローのギヤ時はなんと1.13になる。

自分は一宮市在住なので当日の朝はゆっくりできた。8時ちょっと前にスタート地点へ着いたら、人の多さにびっくり!
そこには180人のローディ達が居た。

これが自分の自転車のブルベ装備、ジェントス閃2灯に今回のルートを読み込んだiphone、動いてるアプリはcyclemeter。
事前にルートラボでブルベコースを作り、kmlファイルにしてiphoneに送信、cyclemeterに読み込ませた。
当日はcyclemeterの地図に描かれている点線を辿って走るのみだ。
ちなみにスピード、ケイデンス、心拍数、距離、残距離、時間も同じ画面に表示される。
iphoneの唯一の欠点はバッテリー、この点はモバイルブースター(5400mmAh)から給電することで解決。今回のブルベも12時間半の間、ずっと給電し続けてくれた。
スタートしてから犬山・春日井を越え、定光寺までは集団で走った。定光寺から坂が始まる、ここからが本番である。いきなり15%の坂が現れ、集団はバラけていく。

瀬戸品野に入って、次は雨沢峠への坂が始まる。ここで完全に集団がバラける。路肩では自転車を留めて休む人も出てきた。
自分は2人のローディの後を金魚のフンのように付いて登った。一人はハンドルに付けた何かで音楽を鳴らしている。2人は会話しながら登っていく「普通よりちょっと遅いペースだけどね、ここで脚を使ったら後がキツい・・・」と聞こえて来る。
自分はそのキツい状況で2人の後を付いていった。かなり脚を使ってしまったが、前回より大幅に記録を短縮できた。

前回、初めて登った雨沢峠の記録は34分24秒
今回は29分47秒。5分の短縮!


雨沢峠から下ったPC2(コンビニ)では、ローディがいっぱいだった。
PC2以降でコンビニのレシートが通過タイムの証明になる。レジにはローディ達の行列ができる。地元の人がその異様な状況に驚いていたww


その後はずっと写真のような状況。
登りでは生気の無い自転車乗り達がフラフラと登っていく。まるでゾンビが自転車に乗っているようだww

ここでちょっと計算してみた。
10キロの登り坂があって10キロの下り坂がある。
登りは時速10キロ、下りは時速40キロで走るとする。
平均速度は(10+40)/2の25キロ?ブッブー、それは間違い

登り10キロを時速10キロで走ると1時間かかる。
下り10キロを時速40キロで走ると0.25時間かかる。
となると20キロ走るのに必要な時間は1.25時間、時速16キロである。
200キロはその10倍だから、時間は12.5時間、つまり12時間30分
信号待ちを1時間とすると、制限時間の13時間30分いっぱいになる。
つまり、休んでる暇が無いのだ。
こんなことを考えながら、坂を登っていた(笑)

PC3(114キロ地点)に着いた時はすでに日が傾いていた。
コンビニにはブルベのスタッフが待っていた。
私「私は最後の方ですか?」
スタッフ「まだ後ろにいますが、名前を教えてもらえませんか?これから着く人はおそらくギリギリになる筈なので・・・」
はは、これから着く人は危ないひとらしい。

中央自動車道を過ぎてから、今回のコース一番の坂が始まる。
平均斜度10%が3キロ弱続く。Lookな人と一緒に登り始めた。
Lookさんは早々に歩いて登り始める、自分は自転車で登る。
ダンシングや蛇行しながら半分くらい登って、あまりのキツさに停まって後ろを振り返れば、すぐ後ろをLookさんが自転車を押して歩いている。
こんなことなら最初から歩いたほうが良かったかも(笑)

これが最後の坂かと思ったら、この先も小さな坂がいつくか続く。
このブルベは山岳ステージか?
ほどなく陽が沈み、真っ暗闇の中、ライトを便りに峠を越える。
登りは良いが、下りで2灯ライトはちょっと辛いかも。
1灯で近い路面を照らし、もう1灯は遠くを照らす、自動車でいうハイビームだ。
ところが下り坂のカーブではカーブの先を照らせない、進行方向は真っ暗闇だ。
せっかくの下り坂だけどスピードを出せない・・・。
もう1灯、ヘッドライトが必要か?

御嵩町を過ぎ、犬山市内に入ってやっと帰ってきたと思った。ところがこの先が長く感じた。心拍数は120程度まで落ち、スピードは20キロを割る。どちらももう上がらない。約1時間かけてスタート地点に帰ることができた。

午後9時ちょい前にゴール!
ブルベは時間を競う競技ではないが、自分のタイムは12時間24分だった。
ほとんど休憩を取らずに走り続けたのが完走できた理由だと思う。
じゃなければこのコースで完走はおぼつかない、と思う。
しばらく坂はお腹いっぱい、次は女房とのんびり走るとするか?
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