2012年7月23日月曜日

美濃〜板取は夏向きサイクリングコースだった

今日は美濃から板取への往復サイクリング。自分達夫婦ではこのコースは夏のコースということになっている。木陰のサイクリングロードと水辺特有の気温の低さ、目的地の温泉が魅力だからだ。
そして梅雨が開けて最初の休みの今日、板取まで行くことになった。しかし、今朝の天気は梅雨が明けたにもかかわらずどんよりした曇り空であった。

出発は美濃市のにわか茶屋、ここは板取川が長良川へ合流する地点、ここから板取川沿いの道を遡っていく。

走り出して約2キロは長良川沿いに走る、朝のこの道は交通量が多く、路肩も狭いためちょっと注意が必要だ。長良川上流に向かって左側を走るのであるが、地元の学校に通う生徒達は同じ左側を下流に向かって走ってくる、要するに逆走だ。けれど、彼らの気持ちも良くわかる、右側は堤防で路肩がほとんど無い。そこを大型車がひっきりなしに走るので逃げ場が無くとても危険な状態になるからだ。

2キロ走って板取川沿いの道に入る。板取川は長良川より川幅が狭く、水も澄んでいる。右の道は県道でツアーオブジャパンの美濃ステージのコースになったところだ。私たちは対岸のもっと静かな道を走ることにする。

約10キロ走ってルクールせきやで最初の補給をする。しかし、まだ開店前だった。

しばし門の前でうろうろしていたら、門を開けてくれた。ここの魅力は写真のテラス席とモーニングサービスだ。テラス席からは板取川の流れが見える。今日は鳶が2羽飛ぶのを眺めながらのモーニングコーヒーになった。

板取コースの魅力は林間コースがあること。県道の対岸はかなりの割合で木陰を走ることができる。道を覆うように張り出す木々は夏の日射しを遮ってくれる。

片側は板取川でせせらぎが聞こえてくる。もう片側は山である。山側にはところどころ水が流れている場所があり、その周囲はひんやりした空気が漂っている。自転車で走っていると冷気を感じるのだ。火照った体に心地よい。

さらに急勾配が無い。川を遡っているのだからじりじりと登っているのだが、あくまでも緩勾配で「坂だ!」と構えるような坂は無い。脚力に自身が無くても楽しめるコースだ。

40キロ走って目的地の板取温泉に到着! サイクリングの目的地が温泉というのはちょっと微妙で、温泉に入ってからまた自転車を漕ぐのはちょっと遠慮したい。春、秋なら温泉に入っていると思うが、今日は帰り道でも汗をかくのはわかっているので、温泉は美濃に帰ってからとして食事だけをいただくことにした。

いただいたのは茄子揚げ浸し蕎麦900円。大きくてしっかりした茄子が2本載っていて美味しかった。

これが板取川上流の流れ、水が無いかのような透明度。清流長良川と言われるが、その支流の板取川はもっともっと綺麗な水だ。

帰りは水辺で休憩をした。廻りは水着を来て水遊びをしているグループがいくつか。泳ぐにはちょっと水が冷たいのが難点かも。足を浸けるだけでも勇気がいる水の冷たさだった。

帰りは緩いとはいえ下り坂だ。行きよりずっと楽なサイクリングでにわか茶屋まで戻ることができた。出発は午前8時、到着は午後3時50分、往復80キロのサイクリングだった。




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