2012年7月18日水曜日

乗鞍スカイラインに挑戦した


今月初め、Nさんご夫婦がアイスクリームを持って、ウチの会社に遊びに来た。
「suzutakaさん、16日の月曜日に乗鞍へ登ってみませんか?suzutakaさんのブログの走ってみたいルートに乗鞍ヒルクライムがあったので一緒に登ってみようと思って」
とサイクリングのお誘いであった。

自分の休みは月曜日と火曜日、土日休みの一般の方とサイクリングする機会は滅多に無い。ところがこの16日の月曜日は「海の日」ということで一般の人と休みが重なる貴重な日だったのだ。
それをNさんが覚えていてくれてサイクリングに誘ってくれたのであった、とてもありがたい!

ところが待ちに待った16日朝は雨だった

まだ梅雨明けは宣言されてなく、それでも天気予報の晴れマークを信じて東海北陸道を高山方面に向けてクルマを走らせた。Nさん家族との待ち合わせ場所はひるがのSAに7時30分だ。
いつの間にか自分はNさんのクルマの前を走っていた。写真はNさんが撮影したものだ。そのままひるがのSAに入ってコーヒーを飲みながら、「とりあえず朴の木平まで行ってみよう」ということになった。

美濃市あたりではあれほど強く降っていた雨が高山市に近づくにつれて小降りになり、朴の木平に着いた頃には雲の合間に青空も見えるではないか。

さすが晴れ男の私である
、ちなみに女房は雨女である。

なんとか自転車に乗れそうで笑顔の一行であった
朴の木平駐車場でまずは記念写真、このうち登るのはNさんと息子さんのu君、そして私の3人。女房とN奥様そしてt君は近くの平湯大滝を見に行くことになった。
ちなみに回りにも自転車乗りが多い、乗鞍スカイラインは自転車乗りのメッカになったようだ。

国道158号線は走りやすい
しばらくは国道158号線を乗鞍方面に向かって走る。途中、乗鞍スカイラインヒルクライムのスタート地点でサイコンのスイッチをオンする。

熊が出そうな雰囲気
その頃、女房達は平湯大滝に居た。

スカイラインへの分岐点の掲示板、「工事濃霧通行注意」と出ている。通行注意であって通行止めというのでは無い。「ラッキー、さすが自分は晴れ男」と思いながらスカイライン方向へ輪を向ける。

国道から分かれてスカイラインのゲートまではわりあい急な勾配だった。だけど、時速7キロ前後のゆっくりしたペースで話しながら進むのでキツいことは無い。むしろ楽しいくらいだ。

その頃、女房とt君は足湯でソフトクリームを食べていた。


強風で自転車通行禁止!

ところが、スカイラインの入口で門番みたいな人に「今日は何回目?」と聞かれる。
へぇ、この時間ですでに2回もスカイラインの登る人がいるんだ、と感心しながら「初めて」と答えると、「悪いけど夫婦松までの3キロで引き返して来てね。そこから先は強風で危ないから自転車は通行止めになっている」、驚きの通行規制を宣言された。風など全然感じないのに・・・。
3キロなんてあっと言う間であった。というかそこから先が乗鞍ヒルクライムの本番の筈だった。う〜ん、残念。

夫婦松の駐車場に着くと多くの自転車乗りが所在なげにたむろしていた。彼らは規制解除を待っていたのだ。自分達もしばらく待っていたが天候が好転する気配が無かったので平湯方向に下りてもう一度ここまで登ることになった。


それにしても下りは楽ちんだ。どこまでもずっと下っていたい気分。調子に乗って下るとその分だけ登らなければ帰れない。朴の木平は平湯と反対側なのだ。


で、もう一度登り始める。素敵な笑顔の彼がu君。u君の脚は細くて綺麗だ。乗っているバイクはTrekのGary Fisher コレクション。

Nさんは今日は本番バイクじゃなくてハードテイルのTrekだった。
Nさんによれば、後ろのサスが無いのがハードテイルと言うそうだ。ヒルクライムはこの方が良いとのこと。今日初めて知った。Nさんとu君は時折、ダンシングを入れてほぼ一定のペースで登っている。


ここで色気を出してこの2人から逃げてみた
あっと言う間に2人から見えなくなった・・・筈だった。

ところが
逃げている間は後ろが気になる
ということを知った。だんだんスピードが落ち、脚がパンパンになり、ちょっとキツい坂では足を着くことになった。後ろを振り返りるとNさんの影が。


平湯方面と朴の木平方面の合流地点でついにNさんとu君に吸収されることになった(笑)。今日はここまで、乗鞍の頂上は次の機会にとっておくことにしよう。



朴の木平駐車場に戻り、近くの食堂「あんき屋」で焼き肉定食を食べる。その後、「ひらゆの森」という日帰り温泉で汗を流しさっぱりしたところで解散となった。

Nさんご家族の皆さん、今日はありがとう!また自転車で遊びましょう!






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