2013年8月14日水曜日

帰省中のクルマから自転車で離脱、結果は大失敗!


これは8月11日のお話し
帰省中のクルマから自転車で離脱、東京を目指すことに
お盆休み、8月11日〜13日は東京に居る子供達と、つくば市に居るお義母様に会う予定だった。初日の予定は、11日午後5時、銀座で娘との夕食である。

11日、朝5時に一宮市を出発した。
何故かクルマの後ろには自転車一台が積んである。
自転車を載せてるのは最終日、妻とお義母様が買物でも行ってる間にひとり筑波山に登るため(笑)

東名高速の御殿場ICが近くなると妻が
「ねえ、あなた。
昼から○○(娘の名前)と私は銀座で買物したいの。
あなた女同士の買物につき合っても面白くないわよね。
どう?夕食に間に合えばいいんだからどこか途中で降ろしてあげようか?
自転車で東京まで来たら?」
とのたまう。
最初はへっ?と思ったが、なかなか魅力的な提案かもと思い直す<自転車馬鹿!

大急ぎでipadを使って御殿場から都内のホテルまでのルートを調べる
ほとんどが下り坂で距離は110キロ弱
これなら5〜6時間あれば充分だ。

今は午前10時ちょっと前、午後3時か4時にはホテルに着けて、シャワーを浴びて、午後5時か6時には娘とディナー(笑)

交渉成立!
御殿場ICからひとり自転車で東京を目指すことになった。

ただ、この時自分は気づいてなかった。ipadで調べたルートはクルマのルート、東名高速〜首都高を通るルートだった。
下道を走れば当然距離は延びるし、登り下りも多くなる。
それを考慮しなかった自分がアホだった(笑)

御殿場から箱根までの道は最高
御殿場から東名高速に沿った国道を通って大井松田に向かうつもりだったが、箱根への標識を見たとたん、箱根〜小田原〜1号線を通るルートを走りたくなった。
この選択は間違っていなかったのだが、間違っていた。

間違っていなかったのは最高に気持ちのいいルートだった。
間違ってたのは登り坂が多くて、おまけに遠回りだった。

走り始めて5キロもしないうちから登り坂が始まった。
 
すごく急ではないがそこそこの坂(感覚では5%ぐらい)が7,8キロ続いた。
ほどほどに心地よい坂?である。
時々、坂を下ってくるローディとすれ違う
お盆休みのせいか交通量は多い。ひっきりなしに追い越される。
出発してから約1時間後、やっと峠かと思ったら前方にトンネルが見えた。
 乙女峠だそうだ。このままトンネルに突っ込むのもよいが、出口が見えない、おまけに道幅も狭めだったので手前にあったふじみ茶屋で一休みした。
茶屋の湧き水でボトルの水を交換する。ついでに水を頭からかぶる。
トンネルから先は小田原までずっと下り坂が続いた。
それも結構な斜度なのでおのずとスピードが出てしまう。
オーバースピードになっては事故が心配。
しかし、交通量が多いので単独でのんびり下ることもできない。
追い越され続けるのもストレスが溜まるのだ。
結局、クルマの流れに混じって下ることにした。
 宮の下交差点から先は国道1号線になる。
この頃から坂を登ってくる自転車が多くなった。ロードバイク、クロスバイク、ミニベロ・・・、自転車を押して歩く人など
ここはクルマさえ少なければ最高のヒルクライムコースなんだろうね。

ほぼ下りきったところが箱根湯本だった
箱根に来た記念に写真を一枚撮ってもらう
走り始めてから28キロ、すでに1時間45分が経過している
こりゃちょっとヤバいぞ、と思いながらも挽回可能だとも思ってた

灼熱の平坦路

自転車で走って気持ちよかったのはこの先の小田原までだった
写真は茅ヶ崎あたりの国道1号線、ご覧のように炎天下の平地を時速25キロぐらいでひたすら東へ進む


 藤沢市に入った頃にちょっと気分が悪くなり、熱中症かもと自販機で小休止する。
実際、軽い熱中症だったかも?
ジャージは汗で体にまとわりつき、レーパンは塩を吹いていた。
日影を探してしばらく休む

あれ!?道に迷った?
東京へ向かって1号線をひたすら東へ走ってたら藤沢インターという交差点に出た
その先はどうみても自動車専用道路、高速道路じゃなさそうだけど自転車が走って良いような道にも見えない。
この道は危険と判断して代替路を探すことにした。

iphoneのナビ機能を使う、自動車じゃなく歩行者のルートを表示させる。
iphoneに画面には目的地の板橋に向けてほぼ一直線のルートが表示されていた。
が、これが曲者だった。

やたら細かい道を案内する。しかもアップダウンが激しい。
住宅地の中を走らせたかと思えば、商店街の中を走らせてくれる。
おいおい、勘弁してよ、と毒づきながらそれでも他の道を知らないのでナビに従って自転車を走らせる。

写真は下高井戸駅の踏切
ここでは約15分間足止めを食った。開かずの踏切なのか?
踏切の先は商店街、あのねiphone君!

この写真の時刻が午後5時15分、ここで妻に電話を入れる
「あのね、到着できる時間が読めない。そこに行きたい気持ちはあるんだけど・・・」
妻は明るく、
「じゃ、あなたはキャンセルということで2人で食べることにするね。
あなたは適当なものを食べてホテルで待っててね」

結局、走った距離は126キロ
ホテルにチェックインしたのは午後6時半
シャワーを浴びて、近くで弁当を買って部屋でぼっちの食事になった。嗚呼

↓走ったルート
https://maps.google.co.jp/?q=http://share.abvio.com/e600/daae/4de2/f0ad/Cyclemeter-Cycle-20130811-0959.kml

天気がよければ、明日15日は妻とふたりで乗鞍押し歩きヒルクライムかも(笑)

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8 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    す、凄いです(笑)
    御殿場から東京まで自走…
    しかも、この酷暑の中で!
    大丈夫でしたか?
    以前千葉の知人が名古屋に遊びに来て
    翌朝「名古屋から浜松方面へ走りに行く」
    と言い、結局自走で東京まで帰っちゃった
    ということがありましたが、
    その時以来の驚きです。
    お疲れ様でした。

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    1. ぼのさん、こんばんは
      距離は大丈夫だったけど、暑さにやられたかな(笑)
      この時期は涼しいところへ行くのが正解ですね!
      妻籠の先にも行ってみたくなりました。

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  2. こんにちは。

    知らない道は、
    大変なことも多いですよね~、
    それも山間部+大都会!!

    お疲れ様でしたm(_ _)m

    最後の弁当ってのが寂しかったな~( ´艸`)
    ってかシャワー後「外食一人酒」する気力さえ、
    奪われたのでしょうか??

    乗鞍記事待ってま~~す\(^o^)/

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    1. 店の者さん、こんにちは
      思いつきで行動したらダメですね〜
      娘と食事できないガッカリ感がハンパ無く、外食する気力が無かったです(笑)
      憎たらしくて可愛い娘なんですよ(笑)
      乗鞍は珍道中になりました、記事アップしました!

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  3. 大変なライドになりましたね、お疲れ様でした。
    頑張ったご褒美が、ホテルで一人寂しくお弁当だったなんて、悲しすぎます~

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  4. あきこさん、こんばんは
    御殿場から箱根付近はとても良かったですよ!
    箱根はホントに多くの自転車乗りが頑張ってました。
    あきこさんも行ってみたらいかがです?
    今回は娘に会えなかったのが残念でした。
    次はちゃんと計画を練って実行しますね(笑)

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  5. おはようございます^^
    御殿場から東京とはまた、衝動的に走るとは思えない距離ですね^^;
    自分は平成19年から4年間横浜に住んでいて、ちょうどsuzutakaさんが走られた95km付近の道路はしょっちゅう行っていた場所なのでなんか自分が走ったわけでもないのに懐かしい感じがしました。
    しかしiPhoneのグーグルナビ、自分も昨日実家まで案内してもらいましたが、歩行者モードにするとあぜ道も候補に入るというかなりストイックな案内をしてくれますね^^;

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    1. かとうさん、こんにちは
      95km地点は迷走してる最中でした。大型店舗が並び片側3車線の広い道の端っこを走ってました(笑)。名古屋と比べて関東地方のドライバーは自転車に優しい運転をしてくれますね。名古屋、岐阜は幅寄せ被せなどの嫌がらせが多くて・・・・。今回は環七が一番走りやすかったかな?

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