2012年1月24日火曜日

お千代保稲荷と七里の渡し75キロ

女房と「桑名のハマグリを食べよう」と相談、桑名が目的地のコースを作りました。出発点は海津市内の道の駅「月見の里」。ここからお千代保稲荷〜木曽三川公園センター〜桑名の七里の渡し跡〜月見の里、という周回コースです。全部で70キロぐらい、ほぼ平坦なので楽勝で走れるコースのはずです。
障害となるのは寒さと風と予想して完全防備の格好です。女房はご覧のとおり。私はヒートテックの下着に長袖ジャージ、長袖のサイクルジャケット、その上にユニクロのウルトラライトダウンジャケットの重ね着です。ユニクロのダウンは先週京都で買ったもの、女房と一緒のサイクリングはスピードが遅いので体が暖まらない。先週の奈良・京都ポタでそれが判って急遽購入したもの。薄手で暑すぎず、それでいて風を通さず、必要無いときは小さく収納できて、ボトルホルダーに入れておくこともできるので、思いのほか便利なアイテムでした。収納時は、ほら、このとおり(笑)

 まずは・・・、いつものように朝の珈琲タイム。今回は出発地点すぐのベーカリーカフェ「レイクルイーズ」のモーニングセット。写真のセットで700円でした(高!)。でも美味しかったですwww

 このあたりは『二之瀬」の入口のすぐ近くです。今日もローディさんとすれ違いました。峠の道は大丈夫でしょうか。

私たちは津屋川(揖斐川の支流)沿いに南下して揖斐川合流点を目指します。このあたりの堤防道路は景色が良く、クルマがほとんど通らないので気分よく走れるところです。

 で、揖斐川へ合流します。今日はいい天気、てっぺんが雪で白くなった養老山脈を眺めながら平地の真ん中を走ります。

 揖斐川に掛かる今尾橋を渡った後は揖斐川支流の大榑川沿いにお千代保稲荷へ向かいます。この大榑川沿いは桜が並木があって春の開花時期はきっと見事に花が咲くことでしょう。ここもクルマがほとんど通りません。サイクリング向きの道です。


 お千代保稲荷ではまだ時間が早いので串カツ2本食べただけで早々に出発です。次は長良川サイクリングロードを目指します。
 長良川サイクリングロードは堤防のちょっと下(川と反対側)に作られてます。そして堤防のてっぺんは一般道路で大型車がひっきりなしに通る道です。私たちはのんびりサイクリングロードを走り、上の一般道では大型車がクラクションを鳴らしながら凄いスピードで走ります。
 ひたすらペダルを漕いでいると木曽三川公園センターのタワーが見えてきて、ここが長良川サイクリングロードの終点。平日の誰も居ない無い公園で写真を撮っていたら係の人に「ここは自転車乗り入れ禁止です」と注意されてしまいました。ごめんなさい。

 木曽三川公園から油島大橋という揖斐川に掛かる橋を渡り、揖斐川沿い(といってもこのあたりは揖斐川と長良川が一緒に流れている)を下り、ほぼ河口あたりまで走ります。で写真を一枚、バックに写っているのが悪名高い長良川河口堰。

 もう少し走って七里の渡し跡へ行きました。七里の渡しとは東海道の唯一の海上路、名古屋市熱田区から桑名までの間のこと。でその七里の渡し跡に何かあるのかと興味があって行ってみたのですが写真のような看板がある程度でした。その七里の渡し到着したのがちょうど12時半頃、あたりをニンニクを焼いたような食欲をそそる匂いが漂っています。

 匂いに誘われて周辺を徘徊すると、古びた和風建物の門前でメニューを持った美しい女性が立って誘ってます。お腹が空いていたので後について建物に入ったら、なんだか高級そうなレストランでした。レストランの名前は船津屋、結婚式披露宴に使われるレストランの中でサイクリングウェアを身にまとった私たち2人はかなり浮いた存在(笑)。

 でもお店の人の対応はとても細やかでおもてなしの気持ちが伝わります。おかげでとてもいい気分で食事ができました。注文したのはパスタランチ、しらすと菜花のオイルベースのスパゲティ、カブのスープ、サラダと珈琲が付いて1400円、味も雰囲気も楽しめたランチでした。
この時点でハマグリを食べに行く目的はすっかり忘れていました(笑)。

その後は桑名港を見て国道沿いを行ったり来たりしながら出発地点の月見の里へ戻りました。戻って自転車をクルマに積んですぐ近くの「水晶の湯」という温泉に行きましたが、その露天風呂から眺める夜景はそれは見事なもの、眼下の長島町あたりから遠くの名古屋の街の明かりまで光の点がいっぱい広がってました。

サイクリングを終えてから温泉に入って今日はおしまいです。全部で約75キロの平坦地ポタでした。

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