2011年11月28日月曜日

京都一周紅葉ポタリングで50キロ

京都の紅葉を見に行こうということで自転車を持って京都まで行ってきました。事前に作ったコースは桂川と鴨川の合流地点のちょっと手前がスタート/ゴール地点で、桂川沿いに遡って、お寺をあちこち廻って、鴨川沿いに下ってくる、という京都を一周よくばりコースです。それでも距離は意外と短く約50キロ、この距離なら観光とポタリングで一日かけてゆっくり走れます。


桂川サイクリングロード

最初は桂川サイクリングロードを使って嵐山まで走ります。このサイクリングロードは綺麗に整備されていてとても気持ちの良い自転車道、多摩川サイクリングロードのように混み合ってなくて、景色も良く、快適に走ってたらとあっと言う間に嵐山の渡月橋が見えてきました。


嵐山の渡月橋をバックにパチリ

で、嵐山に着いたら人がいっぱい。さすが京都です、月曜日なのに観光客で混み合ってました。特に渡月橋の上とその先は人、クルマ、バス、自転車、おまけに人力車がごった返すカオス状態。私たちも無理せず自転車を押して歩くことにしました。そうそうに嵐山のメインストリートから裏道にはいり自転車に乗ります。ここから仁和寺までは幹線道路を外してなるべく住宅街を走りました。


仁和寺を通り過ぎて

仁和寺から金閣寺まではきぬかけの道を走ります。仁和寺、龍安寺、金閣寺と大きめで人気の高い寺を横目で見ながら通り過ぎて行きます。


龍安寺前です

何度も拝観している龍安寺の前も今日は素通り。


金閣寺を通りすぎる

そして立命館大学、続いて金閣寺の前も素通り。ここまでがきぬかけの道です。
きぬかけの道は車道を走るのはちょっと怖いかなと思ってましたが、実際に走ってみたら広めの車道で走りやすい道でした。


円通寺はちょっとだけ登ったところ

きぬかけの道を外れて、短めですがちょっと勾配の強い道を登って行くと、本日のメインイベントである、円通寺に到着です。


円通寺の庭園

円通寺は借景を用いた庭園で有名です。写真のように遠くに山のシルエットが写ります。この山は比叡山、円通寺の廻りは新興住宅地の様でしたが見事に近隣の住宅を隠すことができて、比叡山を庭の一部として取り込んであります。


フレンチで味噌カツ

円通寺を拝観したあとで今日のお昼ごはんです。円通寺から宝が池へ下った先にレストラン「ヴァントレ ドゥ パリ」(舌噛みそう)でランチ。スープ、サラダ、前菜、メイン、デザート、そしてコーヒーが付いて1400円です。京都の観光地のお店と比べてお値打ちですね。メインは西京味噌ベースのソースが掛かったカツレツです。上品な味で美味しかった。
え?味噌ソースのカツレツって味噌カツのことじゃないですか!味噌カツなら名古屋でしょ。女房に言わせると名古屋の味噌カツとどては下品な食べ物らしいです。でも京都なら味噌カツも上品な食べ物になるのですね(笑)



銀閣寺

お腹がいっぱいになったら出発です。ここ左京区から東山区へかけて寺巡りします。
最初は銀閣寺、門前で写真をとってもらい次を目指します。


安楽寺

法然院、安楽寺を通り過ぎて、哲学の道に入ります。このあたりはずっと自転車を押して歩いてきました。人が多いこともありますが、お寺と景色を楽しみながら歩くのもいいものです。


匠壽庵のみたらし団子

哲学の道に流れる川の反対側、木の橋を渡ったところに叶 匠壽庵という茶屋があります。ここでみたらし団子を買っていただきました。竹の船の中にたっぷりと餡がかかった柔らかいお餅です。とても柔らかいので箸が無いとうまく食べることができません。


永観堂にて

哲学の道の終点から永観堂へ向かいます。今回、永観堂は拝観する予定は無かったのですが、あまりに多くの人が永観堂へ吸い込まれて行くのと、塀の外から見える紅葉が綺麗なので拝観することになりました。拝観料は1000円、ちょっと高いでしょう!私はつい紅葉シーズンの入場者数にこの拝観料を掛けたらいくらになるのか考えてました。それにしても見事な紅葉と見ごたえのある紅葉のボリュームです。女房はじゅうぶん拝観料の元は取れたと喜んでました。


知恩院前


建仁寺の境内

永観堂で紅葉を楽しんだ後は南禅寺、知恩院、円山公園、建仁寺と通り過ぎて鴨川サイクリングロードへ向かいます。


鴨川サイクリングロード?

鴨川の河川敷を走って桂川と合流する直前の橋で今日のサイクリングはおしまい。桂川を遡って、お寺を巡り、鴨川を下ったポタリングはちょうど50キロ、自転車も京都も楽しめた一日でした。


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