2012年10月21日日曜日

自転車はやっぱ邪魔者なのか?


この記事は10月16日・火曜日のことです。
朝6時に一宮市の自宅を出発して、稲沢、羽島と経由して二之瀬のスタート地点に着いたのが朝8時。雲ひとつない青空の朝にひとりで二之瀬に登った。
この日は峠から向こう、三重県側が通行止めということもあって静かな峠道だった。クルマに追い越させることがなく、対向車も来ない。聞こえるのは自分の息づかいだけである。
苦しいのだけど気分がいい、「女房には判らない楽しさだろうな」と思いつつヒルクライムを楽しんだ。
タイムは32分と相変わらずの貧脚ぶりだったのは内緒である。
そこまでは良かったのである。トラブルは帰り道、馬飼大橋から国道155号までの県道で起こった。

この道は愛知県から羽島市や桑名市へ向かう主要な道であるため交通量が多めで特に大型車が良く通る道である。
道路の構成は、上下1車線づつの車道とその両側に歩道があり、車道と歩道との間には縁石で囲まれた植え込みを作ってある。車道の路肩は決して広くはない。そして大型車は車線いっぱいに走ることになる。


その時は、この道を時速30キロ弱で車道の左端を走っていた。
正面には対向車線を走る大型車が2台見えていた。自転車に取付けたバックミラーでは、後ろから大型車が近づきつつあるのが見えていた。
ちょうど自分が対向車とすれ違う時と、後ろを走っている大型車が自分を追い越すのが同じタイミングになりそうだと感じた。
いつもなら追い越すクルマがいったん自分の後ろでスピードを緩め、対向車をやり過ごしてから自分を追い越していくのである。



それが今回は違った。後ろの大型車は自分の自転車に追いついたにもかかわらずスピードを緩めなかった。対向車が来ているので反対車線は使えないはす、そのまま車線内で自分を追い越すつもりだと感じた。
その時になって初めて恐怖を感じた。私の自転車とその大型車が並んで走るほと広い車道じゃないからだ。このままでは大型車と接触しそうだった。
歩道に逃げたかったが植え込みが邪魔で逃げられない。いよいよ追い越されるという時に植え込みの切れ目が見えた。とっさに歩道へ進路を変えた。しかし、スピードが出過ぎていた。曲がりきれず、植え込み手前の縁石に前輪が当たった。そのまま植え込みにダイブした。どういう体制になった変わらなかった。気が付いた時は歩道に倒れていた。写真の自転車が転がっているあたりだった。
起き上がって車道を見ると、遠ざかっていく大型車の後姿が見えた、ダンプカーだった。
幸いなことに大きな怪我はしていなかった。自転車は前輪のホイールが割れていた。後輪ホイールは波打っていた。
家に帰ってからヘルメットを見て驚いた。酷く傷つき、割れていた。ヘルメットが自分を守ってくれた。もし被っていなかったらと思うとぞっとした。


自転車で車道を走っていると時々、嫌がらせじゃないかと思う目に遭う。
しかし、今回のようなケースは初めてだった。
あれは嫌がらせだったのだろうか?今も判らない。
まるで自分を見えてない様に感じた。危険だったのは確かだった。

明くる日にwiggle.co.ukに新しいホイールを注文した。ロードバイクのホイールって意外と高いことを知った。一番安いのでも1万2千円ほどだった。在庫切れだったので到着までしばらく待つことになりそうだ。その間、自転車に乗れないのがちょっと辛い。
でも、無事だったことを素直に喜ぶことにしよう。
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今週は無理でも来週は乗りたいな

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