2015年10月29日木曜日

淡水河ポタリングで27km、ここのサイクリングロードは綺麗だった

今回のタイトルを見て???と思った人!
淡水河は台湾の台北を流れる川の名前のこと。

妻は私の休みを決めてくれる、時々行き先も決めてくれる。
今回はなんと台湾だった(海外かよ!)
行き帰りの飛行機と宿と1日目の観光は既に決めてあった。
そして二日目は自転車に乗ることになっていた(ほうほう!そんなに自転車が好きだった?)

妻に地球の歩き方の特派員ブログページを見せられる。
http://m.tokuhain.arukikata.co.jp/beitou/2015/03/post_2.html
えーっと、なになに?
台北の淡水河の周りにはサイクリングロードが整備されていて、関渡(これは地名ね!)から淡水というところまで行って、渡し舟に乗って、対岸の八里まで行き、対岸のサイクリングロードを遡って関渡に戻ってくる。
全部で20キロ弱ぐらいかな?
ま、自分は観光地を廻るのは好きじゃないから、こういうのもいいかな?っと思い台湾まで行くことにした。

まずは、ホテルから淡水信義線の電車(台北MRT・都市鉄道というそうだ)に乗って関渡駅を目指す。
それにしても台北の電車は綺麗だねえ!
ホームゲートもあって安全だし、車内も清潔だし、やるね!台湾電車!
話によると、電車内は飲食禁止、飴やガムを口に入れれても罰金をとられるそうだ。
もっと気に入ったのは自転車をそのまま持ち込めること!
駅には自転車をごとホームに上がれるエレベータがあったし、電車内の中央に柱があってそこに留めろという案内ステッカーが貼ってあった。
行きの通勤時間時には結構混んでたんだよね、この電車。混み方は名古屋の地下鉄と大差ないような?それでも自転車を持ち込めるっていいな。

この電車に乗って関渡駅に到着、駅の改札を出てすぐのところに目指すレンタル自転車屋があった。
腕にいっぱい刺青をしたおっちゃんと、愛想のいいおばちゃんの二人で店を切り盛りしているようだ。
次々とお客さんが来て、自転車を選んで出発していく。
自分たちも好きな自転車を選んで貸してもらった。

ちなみに、妻は変速付きのママチャリ、自分はクロスバイクを選んだ。
1日借りて、ママチャリは200台湾ドル、クロスバイクは300台湾ドルだった。レートは1台湾ドル=3.7円だから、740円と1110円。安いと思うけどどう?
ちなみにロードバイクは無かった。
関渡駅から数分走ると関渡宮というお寺に到着する。
入り口でお花を配る人が居てひとつ渡され、100台湾ドルを請求される。
ま、いいかと支払って祭壇に供えてお参りをした。



関戸宮は淡水河沿いにあって、ここからサイクリングロードに入った。
関戸宮を後にして綺麗なサイクリングロードを颯爽と走り始める。
いやあ、このサイクリングロードは最高だった。
片側1車線の対面通行、プラス歩行者用の車線がある。
それぞれ十分な広さがあるのでスピードを出しても危なくない。
さらに舗装がいい!
日本じゃどこのサイクリングロードも舗装が凸凹で路面が波打ってるのも珍しくない。
その点、ここは平滑な舗装だった。滑らかに自転車が進んでいくのが気持ちいい。

もうひとつ、車止めポールが無い!
日本ならサイクリングロードの入口出口に必ず設置してある車止めのポール、それがほとんど見当たらないのである。全く無いということではない、必要最小限のポールは設置してあるが、数はとても少ないのである。
長良川自転車道を作った設計者に是非見せてあげたいと思った。

ジョギングする人やのんびりポタリングする人、レーパンジャージ姿でロードバイクに乗る人や、ビンディングシューズを履いてる人も居たな。
あまり日本と変わらない風景かも、違うのは走りやすいサイクリングロードだということ。日本のサイクリングロードは障害物競走のトラックみたいだからね。
しばらくして行った道を引き返した、どうやら目的と反対側に走り出したみたい(^^;;
サイクリングロードに補給場所が無いは台湾も一緒みたいで、途中でサイクリングロードを離れてコンビニ休憩をとる。
台湾にもファミマがあった。あと、セブンイレブンもよく見かけたね。
飲むヨーグルトとサンドイッチを食べる。
淡水に到着!淡水というのは行楽地だった。
川に面して食堂や屋台が並んでいる。
平日にもかかわらず人が多い。
淡水で昼食を採ることにした。
通りには屋台のほか、地元料理というのかな?魚料理やイカを揚げたものなどどれも中国風の料理だがいっぱいある。が、少々中華風の味付けは飽きてきたのだ。
そんななか見つけたアマンダというイタリア料理店。
二人でパスタをいただいた。
自分はトマトソース、妻はバジリコソース、どちらもシーフードスパゲティだ。
味は・・・、国が違えば味付けも違うんだね。
トマトソースが甘くて、あまり甘いのはパスタに合わないと思うけど(笑)
 食事の後は淡水から渡し舟に乗って対岸の八里へ行く。
料金は二人と自転車2台で96台湾ドル(355円)、安いね。
借りた自転車はこの2台である。
クロスバイクは傷だらけだったけど不具合は全くなかった。気持ちよくギアチェンジできたし言うことはない。
妻はちょうど良いサイズのクロスバイクは無くて変速付きのママチャリになった。
大きめの前かごが何気に便利だった(笑)
対岸にもサイクリングロードがあって、こちらも気持ちいい道が続いていた。
2件ほどカフェがあったが食事したばかりなのでスルーする。
しばらく淡水河左岸を遡って大きめの橋を渡る。
写真は橋から見た淡水河、両岸ともに高いビルが立ち並んでいる。
この橋を渡ったらすぐに行きに寄った関渡宮が見えてきた。
関渡宮を過ぎたらすぐに関渡駅のレンタル自転車屋で今回はこれでおしまい。

淡水河のサイクリングロードは今日走った道以外にも大きく広がっていて、ロードバイクを持ち込めば一日中遊べそうだった。
次の淡水河サイクリングのチャンスはあるだろうか???

今回走ったルートはこれ↓

おまけ
これは九份というところ。台北市から車で40分ぐらいの距離にある。
最初の夜に遊びに行ってきた。
夜の雰囲気が独特で、古くさいというか危なっかしい建物が坂道の両側に並んでいた。
売っている食べ物のなんだか怪しいものばかりで、まさに千と千尋の世界があった。

もうひとつおまけ
ここは台北市内の士林夜市。サイクリングの帰りに寄ってみた。
夜になると賑やかになる市場で、まるでお祭り広場みたいだった。
ここでも得体の知れない食べ物がいっぱい(笑)
台湾人はなんでも食べるんだね。自分たちの夕食もここでいただくことにした。


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2015年10月19日月曜日

せせらぎ街道の紅葉ポタリング35km

いきなりだけど中国の通販でレーパンを買ってみた。
写真では裾の辺りが違った素材で感じ良さそうに見えたのだ。
注文して届いたのがこれ↓
裾の部分はメッシュというか、レースというか、透けてる素材だった。
妻は笑いながら「きゃは、私のガードルみたい!ちょっとキモいかも(笑)」だって!
自分は悲しい気持ちになった(ー ー;)
中国製にしてちょっと高めだったからか、はき心地とパッドは十分合格モノだったけどね。

で、今日の妻はせせらぎ街道へ行きたいそうだ。どうやら紅葉を見にいきたいらしい。
いつものように父をデイサービスに送り出して自分たちも出発。
一路せせらぎ街道のパスカル清見に向けて車を走らせる。
郡上八幡からせせらぎ街道を高山方面に向かい、明宝のトンネルを抜けて道の駅のパスカル清見についたのは11時ちょっと前。ポタリングを始めるにはちょっと遅い時刻だった。
でもね、今日は35キロぐらいしか走らないのでスタートが遅くなっても大丈夫^^
パスカル清見がある村は大原(おっぱら)という、せせらぎ街道のうち珍しい平地部分である。おっぱらの平坦な道を抜けるといよいよ峠を目指して登り基調になる。
写真のとおり今日も申し訳ないくらい天気がいい!
 自分が知ってる昔のせせらぎ街道は細い砂利道だった。
それが舗装され、曲がりくねった川沿いの道をバイパスするように新しい道ができて今のせせらぎ街道になった。 川のせせらぎからちょっとばかり遠くなっている。

走っているうちに昔の道を見つけたのでちょっと走ってみた。
川(峠のこっち側は馬瀬川)はすぐ横に流れる。
自転車のスピードだとせせらぎを聞きながら走れる、文字通りせせらぎ街道だ。
妻も「わあ、きれい!」を連発している。
あ、余裕がある時の妻は足以上に口が動くからね(笑)
 気持ちよく走ってると土砂崩れで道が塞がってた。
しばらく走って楢谷のカフェ・カントリーで昼食。
ログハウスのこのお店はいつも気になってたが、入るのは今日が初めて。
マシンカットのログハウスをオーナーの手作りで拡張しているみたい。
雰囲気はアットホームな感じで自分の家のようにくつろげる。
やきめし(700円)。
これ、美味しかったよ!
タコが入っててガーリックが効いてて旨かった!
妻も同意見だ。
 キーマカレー(800円)
これは普通に美味しい。
でね、窓際の小さな黒板メニューにきのこ汁(500円)があった。
聞いたことがないきのこと猪肉のみそ汁。
うーん、なんだか怪しいものが出てきそう、試しに注文してみようと・・・、
出た!
出てきたのは見るからに怪しいきのこ汁だった(笑)
食べようとすると妻が、
この間テレビでね、フィンランドのことをやってて、フィンランドでは一般の人にアドバイスするきのこの専門家が居るんだって。
で、テレビ局の人が「このきのこを食べても大丈夫ですか?」という質問したら、「これを食べたら3週間後に死にます」って答えてたんだ。
3週間経ったらころって死ぬんだって、面白いでしょ?
面白く無いわ!
味は不思議な味だった。興味のある方はどうぞ。
楢谷から峠(西ウレ峠)まではずっと登りだけど景色がいいのと緩やかな勾配なので、妻もそれほどきつそうでない。
 西ウレ峠到着、標高は1100メートル超え!
ここから先は高山市街までずっっっと下り!
今日の私たちの目的地は森の中にあるカフェ・でごいち
下りは快適だけど、途中から妻は「どこまで下るの?これをまた登るの?」と聞いてくる。帰りの登りが心配になってきたようだ。
しばらくすると、
「あなた、帰りは迎えに来て!」と言いだした´д` ;


iPhoneで動画を撮ってみた。
妻はほとんど漕いでない。いきなり凄いケイデンスでクランクを回すがおそらく空回りしてると思う(笑)

カフェ・でごいちのテラス席から、
爽やかな風に吹かれていただくホットコーヒーが美味しい。
あんころ餅は甘さ控えめのあんと餅は草餅だ、どちらも手作りの自家製である。

妻は隣の紳士風の男性に話し掛けていた。彼はポルシェのカブリオレに乗ってきた。
「あの、あの車の屋根は幌を被せるんでしょ?雨が降ると漏れるんでしょ?」
いきなり何を聞くんだ(汗
男性も苦笑いしながら、大丈夫ですよと答えてる。優しそうな人で良かった(笑)
西ウレ峠までの登り返し、妻は割と平気で登ってくれた。
途中、先のポルシェオーナーが笑顔で話し掛けながら追い越して行った。

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今回予定したルート↓

2015年10月14日水曜日

知多イチ、野間の翁でごはん、フレベールラデュでケーキ

日曜日の夜、東京にいる娘が彼氏を連れて家にやってきた。
なんでも私に挨拶に来るんだって???俺は知らんぞ、特に用は無いぞ!
会ってみたらなーんだいい奴じゃないか(泣)

あくる日は、Nさんから夫婦ポタリングのお誘いを受けてて、希望は知多イチですって。
知多イチだと100キロコースかあ。
妻の脚を考えると平地主体で休憩多め、食事と甘味を混ぜるとなんとかなるかな?
休憩を合わせて時速10キロとすると10時間か?
秋の夕方の暗くなる時間を考えるとスタートは午前7時頃?
午前6時半にNさんのハイエースが自宅に来た?早っ(笑)
 ハイエースに自転車と私たちのカラダを積み込んで愛知健康の森駐車場に着いたのは午前7時20分ごろ、10月も中頃になるとこの時間はちょっと肌寒いね。
レッグウォーマーを付けて7時半に出発!
 旧産業道路、別名ジャンキーストレート(笑)
時速15キロぐらいでポタポタしてると、うずうずするのかNさん「直線が気持ちイイですねえ、ここは思いっきり飛ばせますねえ」って。
はいはい走りましょうか!
といっても直線が長いので30キロ台で巡航するのが精一杯、先頭を交代しながら進むがやり方がイマイチわからなくてぎこちない。

ゆあんこさんとISHIBASHIさんのトレインの動画を見たが当面、あれをお手本にしよう。二人のトレインはいい感じだった。
https://youtu.be/EeGHBw2MjvQ
6分あたりから
 途中、できれば大蔵餅で休憩したかったが午前9時じゃ開店前だ。大蔵餅の前のコンビニでコーヒー休憩する。
コンビニからちょっと走ったら常滑の焼き物の街に突入。自転車を押して散策する。
Nさんが土管坂を見たいっていうので地元に人に聞いて行ってみた。
土管坂って狭くて急なのね(^^
 お次は昼食場所に選んであった納屋っていうお店。
私のお客様に連れて行ってもらったことがあって気に入ったレストランだ。
その時は大きなガラス窓の向こうに海を見ながらイタリアン風味の釜飯を食べたっけ。
なんでも人気店らしくて予約が必要と聞いてたが、開店と同時に入れば大丈夫だろうって目論見で11時ちょいと前から店の前で待っていた。
 11時になってお店の人が出てきたが、予約してないと言うと申し訳なさそうに予約で満席とのこと。
腹を空かせた私たちの横を予約していたお客が入っていく、きっと恨めしそうな 視線を送っていたことだろう(笑)
 納屋からちょっと走ったら野間灯台、その向こうにテラス席が並んだお店を発見した。
翁って海鮮料理のお店だ。
 さっそくテラス席に陣取ってはしゃぐ奥様達。
背後に何故か白い十字架が建っている。
自分もはしゃいでみた ・・・・

 私が頼んだのは海鮮ちらし(1300円ぐらい)、妻はカキフライがついた定食(1900円ぐらい)、青空と爽やかな風のもとで食べる料理はとても美味しい。
 この後、師崎港までは写真が無い。海沿いを気持ちよく自転車を走らせてたので写真を撮り忘れてた。上の写真は師崎港のフェリー乗り場外にある常設屋台のようなお店。ここでアイスクリーム休憩をした。
 師崎港を後にして渥美湾側を走る。河和を過ぎてしばらくすると目的のケーキ屋さんが見えてきた。フレベールラデュというお店。
 ここはいつも定休日か、時間が早くて入れなかったお店、今日はちょうど3時頃に来ることができた。駐車場はほぼ満車、自転車はBike Standと標識があるがバーは無い。
 目指すお店は丘の上で駐車場から散歩道が続いてる。
仲良く歩くN夫妻。
 ここでもテラス席があって、 建物内にもテーブルがあったが迷わずテラス席を選んだ。
この日はずっと天気が良くて青空が広がっていた。
テラス席でも店の正面あたりの席からは遠くに海が見える。
 妻が選んだのはこのパフェ、1500円ぐらい、高い!と思ったがフルーツ屋さんのパフェなら普通のお値段だそうだ。これで当分元気を出してくれることだろう。
 ここから先は、武豊、半田、東浦と進む。海を離れてだんだん市街を走るようになる。午後4時半頃に最後のコンビニ休憩をする。コロッケひとつを買って分け合う。
午後5時頃にライトを点灯、国道から離れてぶどう畑の間の道を愛知健康の森めがけて走る
午後5時半にやっとゴール!
距離はちょうど100キロ、10時間かけて知多イチを走破した。
前回と比べて妻の疲労は少ないようだ。
Nさんと一緒だったから?休憩が多めだったから?
帰りのクルマの中は静かだった。

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今回予定したルート↓