2013年9月30日月曜日

ブルベ諏訪湖300を走ってきた

これは28日、土曜日のお話し
オダックス静岡が開催するブルベ、諏訪湖300に参加した
ブルベってのはものすごく簡単に言うと
「決められたコースを制限時間内に走る」という自転車イベントである。
ブルベは順位やタイムは競わない、「競争」ではなくて「自転車の旅」みたいなものだと思う。
でも制限時間、コースともに結構ハードなんだなw
今回のブルベ「諏訪湖300」は清水市から諏訪湖までの往復300キロを20時間以内で走るというものだった。


↑今回のコースのうち往路。復路もほとんど同じ。


コースは、
清水港の「駿河健康ランド」から出発、由比ケ浜を通って富士川をずっと遡っていく、南アルプス市から韮崎市に出てあとは中央道と並行に諏訪湖を目指す、復路は来た道を戻っていく。
という割合単純なコースである。
ただ、距離が距離だけに走りごたえは充分すぎるほどあった。

ところで、自分は200キロ以上走ったことが無い(笑)
しかし、睡魔でどうにも起きてられなくならない限り完走する自信はあった。
300キロをグロス平均スピード20キロで走る、プラス1時間の食事タイムだと16時間で完走できるはず。スタートが7時なので23時ゴール?かと予想する


スタート場所は清水港の駿河健康ランド、
参加者が多いせいか、6時、6時半、7時の3つのブループに分けられている。
自分のスタートは7時。6時半にブリーフィングがあり、スタート10分前に車検があった。
ブルベの参加者は一目で分かる。皆、反射ベストをしているからだ。道路工事作業者が自転車に乗っているように見えなくないことも無い(笑)
自分もIKEAで買った数百円のベストを来ている。


雲ひとつ無い快晴!
スタートして由比ケ浜方向に走る、天気は快晴、海は穏やか、気持ちの良い条件が揃っている。
が、並行する一号線バイパスは凄い勢いで飛ばすクルマばかり。


海から離れて富士川沿いに遡る。
ここと折り返し点の諏訪湖では955メートルの標高差がある。
ということは、前半はずっと登っていることになる。
写真ではトレインを組んでいるが、それは最初のうちだけ。
ゆるやかな登りを時速25キロ程度で走っていた。
上り基調なこともあってすぐに汗だくになった。


タイツを脱ぐためトレインを離脱した、あっという間に列車は行ってしまい二度と乗ることはできなかった。
あとは一人旅w
空気が澄んでいるのだろう、富士山のシルエットが綺麗だった。


富士川沿いの県道は細かくアップダウンを繰り返す。
いくつかの坂を登ったらそこが山梨県境だった。


富士川沿いの県道はこんな感じ、坂は多いがクルマは少ない。
廻りは山か川のどちらかで景色も良い。

この先、富士川の中流あたりで県道が終わり、国道52号を走ることになった。
国道は交通量が多い、すぐ脇をギリギリでトラックが追い越していく。
速度差が大きいと追い越される瞬間、その風圧で前輪が左を向く。
身を堅くして風圧に備える。
県道のようにのんびり走る状況では無くなった。


南アルプス市で国道52号を離れ諏訪湖に向かう、川を挟んで中央高速の反対側側だ。
写真は韮崎市のセブンイレブン、外にテーブルと椅子があったので思わず休憩。
スタートしてから始めて椅子に座ったw


再び走り出す
正面遠くに八ヶ岳が見えてきた。目指すはあの麓だ



サントリー白州工場、思わずDNF(リタイヤ)しようかと思った(笑)
ここはガマンして、工場入口にあるセブンイレブンでお弁当でランチ

 小淵沢で長野県に入る
今回のルートで一番キツかったのはここから富士見峠までの登りだった。
国道20号線である、急勾配ではないがそこそこの斜度が延々と続く感じだった。
 富士見峠まで登りきって、ガリガリ君ゆず味で休憩w
ここから先は気持ちのいい下り坂、約20キロを一気に下る。
ちょうど良いサイズの2トントラックが前を引いてくれたので、この間は40キロ/時ペースで走ることができた。
この頃から折り返しのブルベ参加者たちとすれ違う、軽く手を挙げて挨拶を交わす。
 諏訪湖到着!
ここまで8時間半掛かった
 諏訪湖畔のコンビニがチェックポイント、スタッフが待機していて通過確認の記録をとる。
コンビニ前では工事用ベストを着た自転車乗りがたむろしていて異様な雰囲気である(笑)
iphone用のモバイル電池が持つか怪しくなったので充電池を一個買う。
ブルベではコンビニのレシートが通過時間の記録代わりになる。

ここから先は来た道を帰るのみ、といってもまだ150キロある。
じきに夕暮れ〜夜になり写真は一枚のみ、富士川に入る手前のガストで撮った夕食である。夕飯はがっつりいただきました(笑)

この後は真っ暗な山道を走る。
時折、追い越したり、追い越されたりする参加者と声を掛け合いながら走った。
道端で止まっていると「何かトラブルか?」と聞いてくれる。
若い参加者と2人でトレインを組むこともあった、何故か自分がずっと引いてたw
60代の参加者と話しながら走ることも、彼はずっとマイペースで走っていた。
終盤になっても自分と同じ位置にいるということは彼の走りかたがブルベ向きなんだろう。

ゴールしたのは午後11時52分、約17時間で完走したことになる。
予想より1時間遅くなったが300キロを完走できて満足だった。

ゴールは駿河健康ランド、
スタッフから入浴券を割引価格で買って風呂に入り、仮眠所で横になる
雑魚寝で寝られるかと心配したが、一瞬で眠りについたみたいだ。
気が付いたら朝だった(笑)


今日はこれから妻とランチポタ、回復走にはちょうどいいw
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盗難・・・ご協力のお願い

無事、見つかるといいですね





2013年9月23日月曜日

岐阜から旧中山道を走って彦根まで57キロポタリング

今日、走ったルートはこれ↓

大きな地図で見る


今日は知多イチする予定だったが、同行者が肩を負傷(別名四十肩とも言う)して走れないということで予定を変更。
妻と一緒にポタリングすることになった。Nさん<早く良くなってね!

ゆっくりポタリングできそうなルートは・・・・、と考えてたらこの人、
ビギナーズ・ポタリング日記 「本日もポタ日和なり」の「ぼの」さん
を思いだした。

自分は、ぼのさんを「東濃地方の旧街道を走る自転車乗り」とイメージしている。
で、ちょっとマネをしてなるべく平地の旧街道を走ってみることにした。
それは岐阜から滋賀までの旧中山道である。

実際には東海道本線の西岐阜駅から彦根駅までの間。
帰りは輪行で戻ってくるので、時間切れで彦根まで行けなくても途中の駅から戻ってくるつもりだった。

クルマに自転車2台を積んで西岐阜駅に着いたのは午前9時頃、さっそく自転車を組み立てて出発。進路を北にとって旧中山道に入る。

岐阜市の隣、瑞穂市あたりの旧中山道は写真のような感じ。
クルマが少なくてとても走りやすい。
そしてところどころに古くて雰囲気がある建物が建っている。
もちろん真新しい家も建っているがこの街並には似合わないかも。
ちなみに写真の場所は美江寺宿である。

そして交差点などの要所に「この道は中山道です」と標識が立ってるのも親切である。
この標識は関ヶ原宿までアチコチにあった。

大垣市に入って赤坂宿に到着、赤坂宿は宿場の雰囲気をよく残していた。
赤坂宿からしばらくの間は大勢の中高年がウォーキングしていた。
スタンプラリーでもしてたのかな?


次の垂井宿はなんとなく通り過ぎて、もう少し走ったら国道21号線に出た。
ここでお昼になったので国道沿いの台湾料理の店に入る


このお店↑
以前、Nさんと池田山に登ったときに入ったお店である。
ランチセットが美味くてボリュームがあったのを覚えていた。


で、頼んだのはランチセット、前回と同じだね。
台湾豚骨ラーメンと台湾炒飯がセットになって700円


食事場所からもう少し進むと関ヶ原宿があった。
関ヶ原宿の先でふたたび国道21号線から離れる。
すぐに不破の関跡
塀と門だけ見て先に進む

このあたりは道が狭く急坂が現れる。
道脇にある古い祠や地蔵、石碑などが増えてくる。
岐阜から滋賀へ県境の峠(今須峠)に向かって走り、集落を抜けると旧中山道は山の中の坂道になった。

滋賀県に入って最初の宿場は柏原宿
それまでの宿よりずっと大きな町だった。
古い街並も美しい!


柏原宿から先は名神高速と国道21号と旧街道が並ぶ
そしてしばらく下りが続く
この場所、いつもは国道21号を走る。
しかし、この部分は本来、広い車道の脇にバリケードを作って車道部分を狭くしてある。そこを大型車がスピードに乗って下ってくる。
バリケードのため逃げ場が無いので自転車には危険な場所だと思う。
交通量が多いときは歩道か旧街道を走るのがお勧めだと思う。



坂を下りきって、道なりに左に曲がると醒井宿に到着した
醒井宿はとにかく水が綺麗、道の脇に流れている川がとても綺麗だった。

醒井宿では水まんじゅうを買ってしばし休憩(^^)
 醒井宿から先はちょっと退屈だった。旧街道の趣は無い。
名神高速の側道のような道を走ることになった。
そろそろ時間切れになるので8号線に出て、彦根駅に向かった。
三時ちょっと過ぎに彦根駅に到着
自転車を輪行袋に積めてJR東海道線の普通列車に乗った。
米原と大垣で乗り継ぎ西岐阜駅に戻って今日はおしまい。
今日は約57キロのポタリングでした。

旧中山道を走るのはなかなか良いではないかと思う。
今度は御嵩方向へ行くかも(笑)
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2013年9月18日水曜日

「あなた、ひとりで遊んでらっしゃい」で90キロ


8月28日にwiggleに注文した小物は9月7日に届いた。
注文してから届くまで掛かった日数は10日間
内外価格差があって急がないものならwiggleで購入がいいかな。


買ったのは
ペダル(シマノ PD-R540)、panobikeスピード&ケイデンスセンサー、そしてアソスのシャモアクリーム

金額は、
ペダルは2955円、panobikeセンサーは4123円、シャモアクリームは1553円で、しめて8630円、送料無料だった。

特に、ペダルは国内で買うと5000円前後だと思うのでかなり安い。
しかも1500円ぐらいのSPD-SLクリートが付属品で付いて来るのでペダル本体の値段は1500円ぐらい、こんなに安くていいの?と思うぐらいだ


問題はpanobikeスピード&ケイデンスセンサーだった。
wahooのセンサーだとマグネットとセンサー距離は5ミリ以内と厳しい条件があった。それがpanobaikeでは25ミリ以内ととっても緩やかになる。

この距離が曲者で、説明書の取付け位置でiphoneを動かしたらいきなり時速110km/hの表示をした。
あはは、俺ってこんなに剛脚だっけ、と喜ばせてくれる(笑)

そこで、手持ちの磁石を取出していろんな位置で試してみた。結果、写真のようになった。ちなみに二六製作所の磁石はホイールとクランク裏側にエポキシ接着してある。

次にiphoneのcyclemeterアプリを使ってペアリング状態を確認してみた。
panobikeはちょっとクセがあった。

というのはホイールを廻すとすぐにiphoneとペアリングする。ここまでは良いのだが、しばらくすると一旦切れてしまう。
これを数回繰り返した後に安定して接続される。
安定するまで約1分ぐらい掛かる。
washooのセンサーだと同じようにすぐにペアリングするがそのまま切れることは無い、ちょっと高いのは難点だけど。


で昨日のお話し、
妻がYちゃんとランチだとかで
「あなた、ひとりで遊んでらっしゃい」と言われた。

自分も2週間後のブルベのためにちょっと走っておきたいのだが、妻と一緒だと距離を稼げない。
いや、それが悪い訳じゃないのだが先月、今月とあまり距離を走っていないので体が長距離に慣れてないのが心配だった。
そこで妻が一緒できないのをコレ幸いとして、今日の午前中に100キロ程度走ってこようと思った。
ちなみ午後からは仕事が入っていた。

朝、5時に出発する目論みだったが、実際に起きたのは5時50分。
あちゃー!と思いつつ、寝ぼけ状態で出発の準備をする。

まず最初にwiggleで買ったシャモアクリームをレーパンのパッドに塗る。
どこまで塗ったら良いのか判らなかったので、とりあえずパッド全体に塗った。
そしてレーパンを履いた瞬間、
思わず声が出た(笑)

間違いを身をもって知った。後ろ半分に塗るだけで良かったみたい。
ちなみにシャモアクリームはメンソール成分が入っていた。
刺激を受けつつ自宅を出発(笑)


自宅からそのまま尾西プールまで一般道を走り、その先は木曽川サイクリングロードを上流に向かって走る。
途中、Nさんに出会った。なんでも通勤途中とのこと、
あれっ?かなり遠回りじゃないですか(笑)
Nさんとは今度の月曜日(秋分の日)に一緒にツーリングする予定がある。




走り始めて1時間50分、午前8時過ぎに犬山城下に到着
今日の木曽川は泥水が流れている。台風の影響なんだろう、山では土砂崩れなど合ったに違いない。



今日は犬山城から春日井市の定光寺に向かう。走ったのは尾張パークウェイ。
今年春のブルベで走ったルートである。

この道の嫌なところは、結構な交通量があること、大型車も走っている、そしてそれらのクルマはかなりのスピードで走ること、である。

良い点は、山の中を走れること、信号が無いこと、である。
今日のような朝の通勤時間帯で無ければもう少しゆっくり走れたかもしれない。


そのまま走っていると、入鹿池に出た
距離は家を出てからちょうど50キロになった。
この先、定光寺まで行きたかったが、このあたりで時間切れになった。
後は自宅に戻るだけ、残り約40キロ走って今日は90キロのサイクリングになった。

おまけ
一宮に帰って吉野家でランチ、 妻とはぜったい一緒に食べることのない牛丼。
自分にはごちそうだ(笑)


本日のルート
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来週23日はNさんと知多イチ予定、晴れるといいね!
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2013年9月11日水曜日

法隆寺駅から明日香村までポタリング【奈良は暑かった】


昨日、Nさんからメールがあった
「実は本日急に乗鞍ヒルクライムに来てしまいました!」
なんと奥様もご一緒とのこと、
私の妻が登れたからNさんの奥様もチャレンジする気になったのでしょう。
妻は皆さんに勇気を与えたようです(笑)

で、9月9日のお話し
先週の予告どおり、奈良へ行ってきた。
奈良と言えば法隆寺に東大寺の大仏、そして奈良公園・・・
でも既に何度か行ってるので今回はスルー、
目指したのは飛鳥時代の遺跡がある明日香村である

それにしても奈良は暑かった!
いや、月曜日は全国的に暑かったのかも知れないが、奈良の道は日影が無い印象が強かった。もう1ヶ月ぐらい後に走ればおそらくベストシーズンだと思う。

出発点に選んだのは法隆寺駅近くのコインパーキング
ここから明日香村まで飛鳥葛城自転車道を使って往復60キロの予定だった
過去形なのは道に迷って増えてしまった(^^;
朝8時頃の法隆寺駅
駅周辺は通勤通学する人とクルマで混み合っていた
おまけに道が狭い、
道いっぱいにクルマが通るので脇に寄ってやり過ごしていたら妻が迷子になった(^^;

まずは葛城川に沿ってサイクリングロード(飛鳥葛城自転車道)を走る
川沿いのサイクリングロードは信号が無いのとクルマが走らないのは良いが日影も無い。この日は朝から快晴で気温もぐんぐん上昇した。


飛鳥葛城自転車道、最初のウチはわかりやすかった。
曲がり角にはこのような標識があってどっちに行くのか示している。
でもね、何も無い田舎道だと標識も判りやすいが、国道165号線を渡った時と大和高田バイパス(国道24号線)を渡った時は標識を見落としてしまった。
判りにくかったのである。
大和高田バイパスで左折するらしかったが、私たちはそのまま川沿いに進んでしまった。サイクリングロードを走ってたつもりが、いつの間にか一般道になっていた。
道に迷ってからはiphoneのmapアプリをたよりに明日香村を目指した。

なんとか明日香村に到着!
iphone君、ありがとう

明日香村に入ったら景色が一変した。
あたりは山々に囲まれた田園風景になった。

まずは高松塚古墳がある飛鳥歴史公園に到着
公園の中は自転車で走ることができる
そうそう、この公園の駐輪場にはバイクラックがあった。
この先、石舞台や飛鳥寺でもバイクラックがあった。
この辺はアチコチに遺跡があるので自転車で廻るのが便利なんだろう


これが高松塚古墳、
ついでに高松塚壁画館を壁画(の模写)を見学する。
飛鳥歴史公園を出発したら、次は石舞台を目指す。

途中、女性ローディとすれ違った
自分には会釈で挨拶したが、妻には「頑張ってー!」と声援を送った。
妻:頑張る?何故?ひょっとして・・・坂!
と連想したそうだ(笑)


大当たり!
この日、唯一の坂が待っていた(笑)


坂がキツけりゃ歩けばいいね(^^)
坂の脇はみかん畑になっていた。
そして峠からの見晴らしは最高だった。

 峠からの下りは遊歩道のような道を走って石舞台古墳に到着
昔、教科書で見た石室が目の前にあった。
飛鳥の人はよくこんな大きな岩を運んで組み立てることができたね。
石舞台公園の中にある「明日香の夢市茶屋」で昼食をいただく
古代米御膳1050円、ふつうに美味しかったデス(^^)

続けて飛鳥寺を拝観する。
飛鳥大佛(だったかな?)を見て、ついでに鐘をつかせていただいた。
鐘は低く深い音がした。

帰りは大和川の堤防道路を走った。
時々、道沿いに公園があり木陰があるとほっとする。

明日香村の中は坂が多いが走って気持ちのいい道だった。
でも明日香村までのサイクリングはできればもう少し涼しい季節がいいと思う。
今回は道に迷ったこともあって約10キロ程余分に走った。
しめて約70キロのサイクリングでした。


来週は涼しくなるといいな
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↓今回、走ったルート。迷ってサイクリングロードを外れているのであてにしないほうがいいと思うが、高松塚古墳から石舞台への道は良かった(笑)


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