妻「せせらぎ街道の紅葉を見に行きたい」
私「あそこは山だよ、坂があるよ」
妻「・・・たぶん大丈夫」
ん?紅葉以外に何か目的がある?
という訳で、月曜はせせらぎ街道へ行くことになった。
ルートは、妻の脚力を考えて、道の駅「パスカル清見」から巣野俣までのひと往復、距離にして約35キロ程度にしてみた。
距離は短いが、途中に西ウレ峠があるので550メートルほどの獲得標高がある。
妻にはキツいと思うが、紅葉を見ながらゆっくり走れば大丈夫と判断。
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月曜朝8時過ぎ、自転車2台を積んで東海北陸道を走る。
郡上八幡で高速を下りてせせらぎ街道を高山に向かって走る。
クルマの外気温計を見ると12度を表示していた。
私「冬用のレーパンが欲しいな」
妻「新しいおむつパンツが欲しいの?」
私「その言い方、嫌だな」
妻「吸水パット入りパンツwww」
明宝村を過ぎ、坂本トンネルを抜けて清見村に入った時は9度まで下がっていた。
寒い!冬用レーパンが欲しい!
パスカル清見に着いたのは午前10時、月曜日だというのに賑わっていた。
皆、紅葉見物が目的である。
ぜんざい、五平餅、みたらし団子、飛騨牛コロッケに牛串・・・、駐車場に面して露店が並んでいた。
我慢できず、みたらし団子をゲット(笑)
せせらぎ街道という名前の道だけあって、道のすぐ横に川が流れる。
もちろん、せせらぎを聞きながらサイクリングできる。
紅葉は、西ウレ峠手前は見ごろで、峠に近い部分(標高の高いところ)は落葉してる木も多かった。
唐松の黄葉はこれからといったところである。
パスカル清見から西ウレ峠まで約12キロで300メートルを登る、峠が近くなるにつれて斜度がキツくなっていく。
しかし、妻は頑張っている。
西ウレ峠に到着して、思わずガッツポーズ!
足を着かずに登りきった!?かどうかは内緒(笑)
峠まで登ったらあとは下るばかり。この先峠は無いので、高山市街まで約40キロの下りが楽しめるはず。
調子に乗って下りすぎると帰りがキツいので巣野俣にある茶店「助さ」で引き返すつもりであった。
「助さ」は五平餅が美味しいことで有名、
五平餅に付けてあるのは自家製のエゴマだれで、妻はここの五平餅のファンである。
しかし残念なことに今日はお休みだった。
看板に従い、せせらぎ街道から別荘地?内の道を300メートルほど進むとお店があった。
別荘というかウッディな民家を改造したようなお店である。
玄関で靴を脱いで上がるとテーブルが4つ程、その向こうに大きめの木製パティオドアがあり、紅葉を眺めることができる。
薪ストーブには火が入っていた。
いただいたのは野菜のカレー¥1000円、
デザートとして林檎のコンポートが付いてきた。
暖かい部屋で暖かいカレーを食べて幸せになれた(笑)
カフェクルムを出て、今度はログハウスのカフェ「でごいち」に向かう。
でごいちはせせらぎ街道沿いで目立つからか、お客様でいっぱいだった。
ここの目当ては焼き餅と珈琲w
カフェクルムと同じように靴を脱いで店に上がる。
入口横に薪ストーブが入っている、しかも手づくりのストーブだ。
ログハウス特有のちょっと暗めの室内から木の窓越しに紅葉が見える。
まるで窓が壁に掛かった絵の様である。
でごいちを出て途中の森の中を散策、
・・・というと聞こえが良いが実際には栗の実探し(笑)
帰りはもう一度、反対側から西ウレ峠を登る
八幡側からより斜度がキツく長い坂が続くと思う。
しかし、妻は文句を言わず登っていく・・・2年間、走り続けて強くなったか(笑)
もう一度、西ウレ峠に到着!
妻「私の脂肪、燃えたでしょ!?」
あ、それが目的で頑張ってたのね(笑)
私「燃えたと思うよ、もっと頑張ればくびれると思う。それから足も細くなる」
妻「いや、足は太くなるもん!」
はいはい、記念に写真を一枚撮ってもらった。
次はヒルクライムしょうか?(笑)
来週はお誘いをいただいた、おそらく永平寺?
暖かいといいな。