2012年10月29日月曜日

琵琶半の後半を走ってきた


わたし達夫婦は今年7月31日に琵琶湖を半周している。
詳しくは過去の記事「真夏の琵琶半」を見ていただくとして。
残りの半周をいつ決行しようかと迷っているうちに冬が近づいてきた。真冬の琵琶湖畔は寒くて、風も強そうであまり楽しそうでない。じゃやるなら今しかない、ということで「残りの琵琶半」をやってきた。

前回は長浜から半時計回りに近江高島駅まで走った。琵琶イチを完成させるには、近江高島駅を出発して、琵琶湖大橋〜近江八幡〜彦根〜長浜までの約80キロを走ることになる。
長浜市内にクルマを置くとして出発点の近江高島駅までどのように移動するかが今回、一番悩んだところだった。

輪行するのを前提として、長浜駅から近江高島駅まで路線検索してみると、朝一番の電車は長浜駅5時50分発、近江高島駅7時3分着だった。二番目の電車は長浜駅7時ちょうど発(その間のダイヤは無い!)でちょっと遅過ぎる時間である。5時50分発の電車に乗るためには朝4時には起きなきゃいけない、寝不足になりそうだ。他の方法を考えてみたが妙案は浮かばない。ここは諦めて4時起きすることに決定した。

 実際に起きたのは午前3時45分、それから準備して4時に一宮を出発、5時10分頃には長浜市内のなか卯で牛丼を食べていた。朝食を食べてから駅前の駐車場にクルマを入れ、自転車を組み立ててホームに立ったのが5時45分。クルマの外気温表示では15度で最近では最も寒い朝である。
北陸線から湖西線に乗り換え、近江高島駅に着く頃には朝日が昇って青空が見えていた。今年の夏はここで輪行袋に自転車を納めた、今日はここで自転車を組み立てた。
逆光で誰だかわからない(笑)
 走り始めてすぐに白鬚神社を通過、先日のこともあって交通安全をお願いすることにした。
 出発してから琵琶湖大橋までは追い風で楽ちんサイクリング。風と自転車の速度がシンクロすると、風が吹く音は聞こえるが風を感じない、不思議な感覚を味わうことができた。
この頃から曇り空になった
 27キロぐらい走って琵琶湖大橋に到着。ここまでは追い風だったが、この頃から横風ときどき向かい風となった。
インナーの歯車板が内側に折れ曲がっている!
 琵琶湖大橋の登りで問題が発生!なんと、チェーンリングが曲がってしまった。自分のフロントはトリプル、真ん中からインナーに落とそうとしてうまく変速してくれずチェーンが絡んだような状態になった。クランクが動かなくなってしまったので止まってみてみたらインナーのチェーンリングが曲がってチェーンステーに当たっていた。
荷重が掛かった状態で変速しちゃ駄目なのは判っていたがついやってしまった。

チェーンステーに当たるほど曲がってしまったチェーンリングは手で押し戻したら少しだけ直すことが出来た。フレームに当たらないことを確認し、インナーを使わないようにしてサイクリングを続行した。
ひとり黙々とおでんを食べているのがウチの女房である。
 近江八幡市に入った頃から昼食場所を探していたが、なかなか見つからなかった。琵琶イチは知多イチと違って補給ポイントがあまり無い、ひとつレストランをパスしたら次の食事場所を見つけるまで1時間以上走ることになった。途中でコンビニを見つけたので昼食前のひと補給をした。近江八幡市内のファミリーマートである。ここが良かったのはバイクスタンドとテーブルと椅子があったこと。ここでおでんとお茶をいただいた。
時々、波しぶきが顔に当たる
 琵琶湖大橋を過ぎて横から吹いていた風は、彦根市を過ぎて長浜市豊公園が見える頃からは完全な向かい風になっていた。おそらく冬型の気圧配置になっているんだろうね、強い風が吹いている。湖なのに海のようにしぶきを上げて波が打ち寄せる。
進むスピードは時速10キロ〜12キロ程度になっていた。
それでも午後3時過ぎには長浜駅に到着した。近江高島駅を出発したのは午前7時過ぎだったので約8時間のサイクリングになった。走った距離は82キロであった。グロスで時速10キロになる(笑)。


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2012年10月28日日曜日

wiggleから届いたホイールに交換した


先週1週間はホイールを壊してしまったため自転車遊びはお休みになった。
Wiggleに注文したのは先々週の水曜日、先週の水曜日になっても出荷されないのでしびれを切らしてWiggleに問い合わせた
「ひょっとして自分の注文を忘れてない?」
とメールしたら
「ごめん、今日出荷した。荷物の追跡はこちらで、番号は○○で・・・・」
と返答があった。

それからは早かった。
木曜日にイギリスを出て、金曜日に東京、土曜日には名古屋で通関して、その日の夕方には自宅に届いた。
やるじゃないWiggle!

 これが届いたホイール。大きめのホイール専用段ボールに入れて届いた。これなら安心かも。
ホイールはCampagnolo Khamsin、カンパニョーロのホイールの中で最も安価な入門者向けのホイールである。送料を含んで12260円だった。

土曜日の夜はホイール交換をした。
 元のMavicのホイールからスプロケットを外しパーツクリーナーを使って清掃した。いつもはチェーンオイルで黒く汚れていたスプロケがびっくりする程綺麗になった。

元のホイールからタイヤとチューブを外し、新しいホイールに移植する。そして出来上がったのが上の写真。これでやっと自転車に乗れる。

自転車を眺めながら一杯やってたらパン!と音とともにパンクした。調べてみるとタイヤのサイドウォールの一部が破れかけて膨らんでいた。先週の事故でリムを縁石にぶつけた時にタイヤも痛めたらしい。こんなことならタイヤも一緒に購入してけば良かった。

やれやれ、続きの作業は今日、日曜日に行った。
まずは近くのサイクルベースあさひにタイヤを買いに行った。タイヤは選ぶ程、揃えてない。迷った挙げ句、サイクルベースオリジナルタイヤを購入。性能はどうなんだろ?触った感じは固めでツルツルしている。グリップ力がどれくらいあるか心配だ。
改めてタイヤ交換をした。タイヤの見た目はまあまあだ。

明日は女房と一緒に琵琶湖を半周するつもり。
まずはともあれ、再び自転車に乗れてよかったw
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2012年10月21日日曜日

自転車はやっぱ邪魔者なのか?


この記事は10月16日・火曜日のことです。
朝6時に一宮市の自宅を出発して、稲沢、羽島と経由して二之瀬のスタート地点に着いたのが朝8時。雲ひとつない青空の朝にひとりで二之瀬に登った。
この日は峠から向こう、三重県側が通行止めということもあって静かな峠道だった。クルマに追い越させることがなく、対向車も来ない。聞こえるのは自分の息づかいだけである。
苦しいのだけど気分がいい、「女房には判らない楽しさだろうな」と思いつつヒルクライムを楽しんだ。
タイムは32分と相変わらずの貧脚ぶりだったのは内緒である。
そこまでは良かったのである。トラブルは帰り道、馬飼大橋から国道155号までの県道で起こった。

この道は愛知県から羽島市や桑名市へ向かう主要な道であるため交通量が多めで特に大型車が良く通る道である。
道路の構成は、上下1車線づつの車道とその両側に歩道があり、車道と歩道との間には縁石で囲まれた植え込みを作ってある。車道の路肩は決して広くはない。そして大型車は車線いっぱいに走ることになる。


その時は、この道を時速30キロ弱で車道の左端を走っていた。
正面には対向車線を走る大型車が2台見えていた。自転車に取付けたバックミラーでは、後ろから大型車が近づきつつあるのが見えていた。
ちょうど自分が対向車とすれ違う時と、後ろを走っている大型車が自分を追い越すのが同じタイミングになりそうだと感じた。
いつもなら追い越すクルマがいったん自分の後ろでスピードを緩め、対向車をやり過ごしてから自分を追い越していくのである。



それが今回は違った。後ろの大型車は自分の自転車に追いついたにもかかわらずスピードを緩めなかった。対向車が来ているので反対車線は使えないはす、そのまま車線内で自分を追い越すつもりだと感じた。
その時になって初めて恐怖を感じた。私の自転車とその大型車が並んで走るほと広い車道じゃないからだ。このままでは大型車と接触しそうだった。
歩道に逃げたかったが植え込みが邪魔で逃げられない。いよいよ追い越されるという時に植え込みの切れ目が見えた。とっさに歩道へ進路を変えた。しかし、スピードが出過ぎていた。曲がりきれず、植え込み手前の縁石に前輪が当たった。そのまま植え込みにダイブした。どういう体制になった変わらなかった。気が付いた時は歩道に倒れていた。写真の自転車が転がっているあたりだった。
起き上がって車道を見ると、遠ざかっていく大型車の後姿が見えた、ダンプカーだった。
幸いなことに大きな怪我はしていなかった。自転車は前輪のホイールが割れていた。後輪ホイールは波打っていた。
家に帰ってからヘルメットを見て驚いた。酷く傷つき、割れていた。ヘルメットが自分を守ってくれた。もし被っていなかったらと思うとぞっとした。


自転車で車道を走っていると時々、嫌がらせじゃないかと思う目に遭う。
しかし、今回のようなケースは初めてだった。
あれは嫌がらせだったのだろうか?今も判らない。
まるで自分を見えてない様に感じた。危険だったのは確かだった。

明くる日にwiggle.co.ukに新しいホイールを注文した。ロードバイクのホイールって意外と高いことを知った。一番安いのでも1万2千円ほどだった。在庫切れだったので到着までしばらく待つことになりそうだ。その間、自転車に乗れないのがちょっと辛い。
でも、無事だったことを素直に喜ぶことにしよう。
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今週は無理でも来週は乗りたいな

2012年10月15日月曜日

小布施と善光寺へ行ってきた

私たち夫婦は毎年10月半ば頃に長野までりんごを買いに行っている。去年からはりんご買い出しのついでにサイクリングも加わっている。ちなみに去年は小布施から渋温泉まで往復した。

今年は・・・、善光寺に行くことにした。その後は長野市を見下ろしながら温泉に入れるという「ぽんぽこの湯」に行って、小布施に戻ってくるルートを考えた。距離は全部で50キロぐらい、自宅から小布施までの往復に時間がかかってしまうので、サイクリングできる時間を考えると程よい距離である。
 出発点は道の駅「オアシスおぶせ」、りんごの買い出しもこの道の駅で済ませる。
朝、6時にクルマに自転車2台を積み一宮市の自宅を出発、長野に着いたのはほぼ10時頃だった。
 まずは道の駅でりんごを買う。朝は近隣の農家がりんごを持ち込んだばかりなので豊富な量のりんごが並べられている。
 プラスチックのコンテナごとに違った種類のりんごが入れてある。値段も比較的安く、なによりも採りたてなので新鮮だ。
 小布施を出発してすぐに千曲川を渡る。橋の上は風が気持ちよかった。ちなみに千曲川は長野県での呼び名で新潟県に入ると信濃川と呼ばれている(これはよく知られているね)。
千曲川を渡れば長野市の市街地に入る。長野市に入って善光寺まではずっと歩道を走った。しかし、この地方の歩道は舗装がとても悪いのである。要するにガタガタなのだ。車道は自転車が走ることは考えられてない。ま、女房と一緒の時は歩道が安心だからいいかw
 で、善光寺についた。何度目の善光寺だろうか、善光寺はいつも人が多く賑やかでいいね!
 お昼ご飯は善光寺近くの「門前茶寮・弥生座」に入った。せいろ蒸しのお店だった。
 自転車を始めてから食べ物のし好が変わった。揚げる、焼くより蒸す、ゆでるが良くなってきた。ここで頼んだのは門前せいろ蒸し1680円。蒸した野菜と和牛が美味しかった。
 お昼ご飯の後は、ぽんぽこの湯に向かって長野市から中野市へ走る。それにしても今日は風が強い。このあたりはかなりの向かい風であった。
 郊外の道は両側が果樹園になっているところが多い。手が届くところにりんごがなっている。
 ところが、ぽんぽこの湯に行く坂を登り始めたら途中のガードレールにこのような看板が・・・、うーん残念であった。もう少し手前に休業の看板があったら坂を登らずに済んだのに。

気を取り直して小布施でお茶をすることにした。コーヒーと栗の和菓子をいただいた。その後、道の駅に戻ってサイクリングはおしまい。
今日は軽めの53キロサイクリングだった。

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2012年10月9日火曜日

Nさんファミリーと関あゆ丼ツアーに行ってきた


ここのところ、仕事が忙しくなってきてあまり走れてない。先週は近場でランチポタリング程度で、"もう少し走りたいな" と思っていたところにNさんからサイクリングのお誘いがあった。なんでも関市まで鮎丼を食べに行きたいそうな。

ん、鮎丼?
初めて聞く料理にネットで調べてみた。
「関市のご当地グルメ、関あゆ丼」なるサイトがあった。
http://ayudon.net/
長良川の鮎を使った料理で、いろんな鮎丼があるらしい。美味しそうではないか。
お誘いにはもちろん即答で「行きます!」と答えた。

今回のメンバーはNさん親子4人と私たち夫婦の計6人。
NさんファミリーはすべてTrekのマウンテンバイクだ。Nさんはマウンテンバイクのホビーレースにでる程の熱の上げようで、家族に多大な影響を与えているようだ。

出発前にNさんのバイクを持ち上げてみたが、驚く程軽かった。Nさんのバイクは、カーボンフレームだ。とはいえ、ロードバイクと比べてサスやらディスクブレーキなど複雑な装備がある、タイヤだって太い。シンプルなロードバイクより重くてもおかしく無いはずなのに、自分のバイクよりずっと軽い!
持ち上げた時の軽さは予想を裏切る驚きであった。
・・・と、同時に軽いバイクが欲しくなった(笑)

軽いバイクを買って、今自分が乗っているのを家族に渡して・・・・と考えてたら。
これって、ひょっとして、Nさんのファミリーが皆Trekに乗っている理由?
そうか、この手があったか(笑)
 朝、7時頃に自宅を出発、10キロ程岐阜寄りのNさんちに行く。8時すぎにNさんファミリーと合流して、そのまま関市に向けて走る。木曽川を渡って岐南町からサイクリングロードを走って各務原市へ向かった。
各務原市は公園が多い、緑が多い市だ。
写真は各務原市民公園、学びの森〜冬ソナストリートである。まだ走り始めたばかりで快調であった。
自転車に乗っているせいか、Nさんファミリーは皆スリムな体型だと思う。U君はロードに似合いそうな気がする。T君はマウンテンバイク向きかも。理由は良くわからないが(笑)
 各務原市は緑が多いが、坂も多い。
多くの自転車乗りには「坂=好き」となるが今回は約1名「大嫌い」が同行している。
たいした坂では無いが、少しずつ遅れるようになった。最近、乗ってないのも影響しているのではないだろうか。ほどなく峠のトンネルに入る。
トンネルのなかで関市に入り、トンネルを出てから下り坂を下りきったところが関市の市街地だ。
 ちょうど11時半頃に、「和食処やまなみ」に到着した。このお店は関ある丼認定店である。認定店となぜ知っているかといえば、N奥様があゆ丼マップなるものを持参でこの店を調べてくれたからである。まだ12時前なのに席についてほどなくすると満席となった。私たちはちょうどいいタイミングで入店できたみたいだった。
 これがこのお店の鮎丼「鮎ソースカツ丼、950円 、10月までの限定メニュー」、
鮎のソースカツというのは新鮮だった。ソースカツが飯の友という感じで合っており、あっと言う間に完食してしまった。
 食事の後は、関刃物会館でナイフや包丁を見学。アウトドア用のナイフが欲しかったんですけど・・・。
関を後にして国道248を西に向かう。この道は歩道に自転車道が作ってある。
確かに走りやすいが、それは他に誰も居ないからで、これが自転車道かと言われれば何か違うんだよねえ。
この自転車道は上下線両方の歩道に設置してある。さらに自転車道の真ん中にポールを立てて自転車を対面通行させている。自転車の速度を20キロとすれば、対面する自転車同士の速度差は40キロになる。さらに交差点がある度に自転車道はいったん途切れ、歩道を走ることになる設計である。
空いているから快適だが、これを混んでいる市街地で作ったらかなり混乱するのではと思う。

私は今まで走った自転車道のなかで金沢市のものが一番しっくり来た。金沢市の自転車道は、自転車乗りが自転車道整備計画に参加したのではと思っている。下のファイルを読んでみればそう感じるのでは。
[PDF] 3.まちなか自転車利用環境向上の方針・具体的な施策 - 金沢市
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/16214/1/3.pdf

 岐阜市に入り金華山の麓の長良橋近くでNさんお勧めの「松乃屋」というお菓子屋さんに入る。入口のガラスケースの中に美味しそうな和菓子が並んでいる。
 店内のメニュー、郡上地みそのどら焼きが美味しそう、もなかアイスクリームも美味しそう。
 で頼んだのが「ばくだんアイス」200円。器からはみ出す様に盛られたボリューム満点の自家製アイスクリームでした。
 長良橋にある鵜飼ミュージアムの外を散策して、ケージの中の鵜を見て・・・
 今日のサイクリングはおしまい。よく遊んだ一日でありました。


そうそう、下の写真はNさんに撮ってもらった私たち夫婦の2ショット@新木曽川大橋
月曜日と火曜日はこんな感じで彼方此方ポタリングしてます。


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