2012年9月11日火曜日

恵那まで行ってきた

夏が終わってしまう。9月もあと10日もすれば秋分の日、この日から昼と夜の長さが逆転する。昼が短くなればロングツーリングもやりにくくなるのである。
夏の間にやりたかったこと、それは敦賀までの往復200kmだった。6月に一回チャレンジしているのだが、時間切れで達成できなかった。あともうちょっとだったので秋が来る前にリベンジしたかったのだ。

今日の女房は帰省中の娘と一緒に過ごすということで「どこでも行ってらっしゃい」と言われていた。女房とはいつも一緒に行動しているので、非常に突き放された感もあったのだが、今回はロングツーリングするチャンスということで内心喜んでいた。
で、昨晩、ベッドの中でパソコン片手に計画を練った。残念なことに前線の影響で日本海側は荒れた天気が予想されていた。

天気には勝てない、敦賀リベンジは諦めて晴天予想の恵那方面でルートを練ってみた。ルートラボで一宮〜瀬戸〜明智〜恵那〜八百津〜一宮というルートを作った。距離は180キロそこそこなのであるが、問題は獲得標高が2300メートルあることだ。

自分は二之瀬を基準に坂を想像する。二之瀬の距離は6.2km、標高差394m、最短タイムは30分42秒(遅っ)だ。作ったルートの獲得標高2300mを二之瀬で割ると5.8回となる。一日に二之瀬を6回近く登ることはあり得ない。
いつの間にか目的がロングツーリングから坂ざんまいになりそうだった。



自宅を出たのは朝5時半、まだ夜明け前。しばらく走って朝日を見ることができた。朝日を見ながら夏が終わったのを実感する。

小牧から春日井を経て、道の駅「瀬戸しなの」についたのは7時頃。未だ早いのでそのままスルー。

自分は瀬戸方面を走るのは初めて。戸越峠を通るルートを作ったつもりだったが、実際に向かっていたのは雨沢峠を通るルートだった。県境が峠だと思ってその先のベンチで小休憩。目の前をローディーが通り過ぎていく。

県境の先をもう少し登ったらそこが雨沢峠だった。

コンビニでおにぎり3個を買って食べ、そのまま快調に飛ばして恵那市に入る峠を通過。

明智鉄道の明智駅を見つけた。その隣はお洒落なカフェがある。

中にはおばさんが3人。「朝コーヒー飲める?」と聞けば「モーニングが付くよ」と返ってきた。

カウンターでモーニングコーヒーをいただいた。「どこから来たの」のおばさん、「一宮から」と自分。少しだけ自転車談義の後「このお店テレビで紹介されたのよ」って、おばさん自慢のお店である。

明智から岩村を過ぎて、阿木川ダムを通る。そこそこの交通量があり、ダムの前後にあるトンネルを走るのがちょっと怖い。

恵那市はそのままスルーして木曽川沿いに八百津に向かう。この地点で出発して約100キロ、ルート後半の坂が始まる。

こんな峠をいくつも通過する・・・。
最後に水を購入したのは恵那市内のコンビニだった。お昼近くになり気温が上がる。早々に飲み水が無くなり自販機で水を買おうとして失敗に気が付いた。財布の中は1万札と50円玉、そしてエディカードのみだった。恵那市から山に入ってから八百津市街までずっと山の中、お店に遭遇するのは絶望的だ。


久田見に入って気が付いた、前に女房と行ったログハウスのパン屋さんがあるはず。
ドアを入ると中は女性がいっぱいで賑やかだった。山の中にオアシスがあった。


パン食べ放題ランチをいただいた。野菜スープとサラダ、飲み物2種類とデザート、そして手づくりパンの食べ放題で1050円だった。

久田見から先は下り坂、豪快に下って、可児市、犬山と経由して自宅へ戻った。
時刻は午後5時ちょうど、しめて11時間半のツーリング。
今日は坂でお腹いっぱいになりました。

にほんブログ村 自転車ブログへ
↑クリックすると続きます(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿