来年こそはブルベに挑戦するぞって思うのだが最も短い距離のブルベでも200キロ走ることになる。長いのになると600キロってのもある、ブルベはヘンタイさんの自転車競技だと思う(ブルベ愛好者の皆様へ、ヘンタイ扱いしてごめんなさい)。
自分が今まで走った最長距離は200キロちょうど、自宅から敦賀に行って帰ってきた1回のみである。それで参加するってのはちょっと無謀かも知れない。
来年のブルベの日程を見てみると愛知県で開催されるブルベで200キロのものは2回しかない。それも2月と3月の開催である。出るとしたらもう申し込まなくては行けない時期である。
そのうち地元一宮市出発のブルベは3月2日開催、ネットでエントリーできるので思い切って申し込んでみた。
申し込んだのは、オダックスランドヌール(どういう意味?)中部のBRM302、岩村200
BRM302とは3月2日に開催するブルベということで、岩村200は岩村へ行くコースで距離が200キロということだと思う(たぶん)。
申し込んだからには完走したい。200キロを13時間半で走って完走(達成?)ということになる。そこでちょっと練習することにした。自宅から自走で知多イチに挑戦することにした。おそらく180キロ前後になるはずだった。
朝、5時に起床してすぐに自宅一宮市を出発、岐阜街道を走り、名古屋市内から国道19号線を走る。写真は白川公園の交差点、昼間だと混雑する交差点だけど休日朝6時頃なら自転車でもすいすい渡れる。
ところが熱田神宮を過ぎた頃に前輪がパンクしてしまった。まだ走り始めたばかりなのに・・・、タイヤの裏側を調べてみたが異常は無かったのでちょっと嫌な予感がした。この時点でスペアチューブが無くなったが、道中のどこかでチューブを確保できればいいと思っていた。天白川を越えていよいよ知多半島に入る、このあたりで夜明けを迎えた。橋の上で見る朝の空は綺麗だった。マウンテンバイクの自転車乗りが橋の上に自転車を止めて写真を撮っていた。彼も知多イチに向かっているのだろうか。
この先は東海市〜半田市を通って海沿いの道に出て河和駅を目指す。ということは、今回の知多イチは半時計回りになる。
最初の目論みは北風を追い風にする半時計回りだったが、このルートでチューブを確保できる自信が無かった。時計回りなら道沿いにある半田市のスポーツサイクル店と河和町のホームセンターのどちらかに寄れると目論んだ。
が、半田市を通過したのは午前9時前、河和町のホームセンターは午前9時半頃の通過でどちらも開店前だった(考えが浅はかだった)。
河和駅からしばらく海が見えない道が続くが、魚太郎から先は海を見ながら走れる。
風も追い風に変ってきた、それもかなり強い追い風だ。やっと知多イチ気分が盛り上がってきた。ただし寒い!
10時頃に知多半島先端の師崎港に到着・・・、のすぐ手前で2回目のパンク発生!
地元に人に自転車店は無いか尋ねたが無かった。ガソリンスタンドで修理できないか聞いたが駄目だった。
しかたなく、フェリーターミナルまで自転車を押して誰か自転車乗りを待つ。目当てはパンク修理キットを使わせてもらうこと。でも自分がそうだったように最近はパンク修理キットは持たないだろう、とも思っていた。
しばらく考えた後、バスで輪行出来ないか運転手に聞いてみることにした。フェリーターミナルの真ん前に止まっている路線バスの運転手さんに、
「自転車を輪行袋に入れたら車内に持ち込んでいい?」
あっさり
「いいよ」と返事をもらった。
2本目の替チューブは持たなかったが、輪行袋を持ってきたことに安堵する。
バスは師崎港発、河和駅行き。
出発してしばらくは伊勢湾側を走り、その後に三河湾側に出た。
自分は、師崎港から内海までは知多イチのハイライトだと思っている。バスの窓から伊勢湾の海を見ている自分はきっと恨めしそうな顔をしていただろう。
河和駅に着くちょっと手前のバス停で止まった時、窓の外にバイク店(イエダモータース)が見えた。中では自転車を修理をしているのが見えた。おそらくパンク修理だ。思わず「降ります!」と叫んだ。
店主に事情を話したら快くチューブ2本のパンク修理をしてくれた。店内でストーブに当たり、出されたコーヒーを飲み雑談しながら修理が終わるのを待った。
有り難いことに再スタートが出来た。
帰りは来た道をそのままトレースした。行きと違って日中の名古屋市内の道路は混雑していた。家に着いたのは午後4時半頃で走った距離は140キロだった。当初の予定からだいぶ狂ってしまったが、無事帰ることができたので良しとしよう。
ブルベに出る時はチューブ2本とCO2ボンベ2本、それから輪行袋を持参すればいいだろうか?
加えて、パンク修理キットと手押しポンプも持っていく?
装備がだんだん重くなりそうである。
ところで、帰りの名古屋市内で変ったモノを見つけた。
下の写真の自転車レーンである。
自転車レーンの入口と出口の距離を見て欲しい。自転車レーンに入ったと思ったらすぐ出口になる。こんな感じで交差点やバス停の度に入口と出口を繰り返すことになる。
おそらく走りにくいのだろう、歩道を走る自転車も多かった。
この自転車レーンは進行方向が決まっていないので対面通行することになる。
そのくせレーンのどちら側を走るか誘導する表示は無い。
自転車同士がすれ違うことになるがレーン自体はそれほど広くない。
対面する自転車同士は、ゆっくり走っても結構な相対速度になる。
この自転車レーン、最後は歩道橋にぶつかって消滅した。
どうしてこうなってしまったのだろうか?
頑張って欲しい>名古屋市?愛知県?
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