今年になってからは家の事情で以前のように長時間、家を空けられなくなった。
それでもアレコレやりくりした結果、朝9時に父をデイサービスに送り出して、夕方5時に戻ってくるまでの間が私たち夫婦の時間になった。
今日はその時間を利用する初日である。
実は数日前から夫婦ふたりとも風邪気味である。熱は出ないのでインフルエンザじゃないけど、咳と鼻水に苦しんでいた。鼻をかみすぎて鼻の下がヒリヒリだ。
それも峠を越して治りかけの状態なので、せいの付くものを食べに行くことにした。
それは肉である。
どうせなら飛騨牛を食べることにしよう。このあたりで高級なお肉は飛騨牛ということになっている(ちなみに超高級は松阪牛)。そして飛騨牛といえば何故だか飛騨地方でなくて養老町が本場なのである。
ところが養老町でランチで飛騨牛を食べさせてくれるところを見つけられなかった。そして隣の大垣市で「肉匠 一鉄」というお店を見つけた。
朝9時にたんぽぽ温泉(デイサービス施設の名前)のクルマが父を迎えに来て送り出した後、さっそく私たちも出発した。
一宮市の中心街を抜けたところで父を乗せたクルマを追い越した。
写真は木曽川の河川敷
女房とのポタリングは常にのんびりペース、平地なら測ったように時速15キロになる。それから女房の冬のシルエットは丸くなる。アザラシが冬を越すために脂肪を溜め込んで太るのを連想させるが、女房の場合は単に着る服のボリュームがそうさせているのだ・・・と思う。
実際、時速15キロだと着込まなければ寒いのである。
きょうはずっと田舎道を選んで走った。木曽川、長良川、揖斐川と大きな川をみっつ越えると田んぼの真ん中を走ることになった。この辺りは、冬型の気圧配置だと西風の向かい風が強くなるのだが、今日は風がなくおまけによく晴れて暖かく感じられる。小春日和ってやつである。
で、大垣市内に入って目的の「肉匠 一鉄」に到着。まだ11時だった。
店内では飛騨牛の販売もしていた。ショーケースの中のお肉はどれも霜降りで美味しそうだ。
女房が注文したのは、飛騨牛の溶岩石焼き1800円
5等級(最高等級)のお肉が美味しかった。
私が頼んだのは飛騨牛ホルモンすき焼き1800円
どちらもデザートまで付くランチセットである。
帰りは墨俣城に出て、長良川右岸サイクリングロードを下り・・・・
羽島市内を抜けて一宮市起からは木曽川サイクリングロードで尾西プールまで下って家に帰った。家に着いたのは午後4時過ぎ、走った距離は63キロ、のんびり走った一日だった。
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